■20年続く朝の清掃活動!「甲府市倫理法人会(りんりほうじんかい)」
毎月最終日曜日の早朝に、甲府駅から相生歩道橋にかけて清掃活動を行っている方々を見かけたことはありますか?20年にわたりこの活動を続けているのが、「甲府市倫理法人会」です。会の活動や理念などを知りたいと思い、会長の北林亘(きたばやしわたる)さんにお話を伺いました。
◇「倫理法人会」とは?
「倫理法人会」は、一般社団法人倫理研究所という社会教育団体の法人会員によって組織された会です。全国の会員企業数は約70,000社、47都道府県に750の法人会があるそうで、「企業に倫理を 職場に心を 家庭に愛を」をスローガンに活動しています。
山梨県内には10の単位法人会があり、今回取材させていただいた「甲府市倫理法人会」は、昨年創立25周年を迎えたそうです。
◇“共助”の意識でつながる交流
倫理法人会の活動の場は、会員の方同士の貴重な交流の場でもあります。年齢の離れた会員や、異業種の経営をしている会員との交流の中で、それぞれの「悩み」を解決するきっかけが得られることもあるそうです。取材の中で、北林さんが大切にしていると話していた“共助”のかたちだと思いました。
◇朝から活動し、充実した1日を過ごす!
清掃活動は朝早くから行われており、季節によって時間は変わるものの、午前6時くらいから始まります。甲府市倫理法人会に限らず、全国の倫理法人会で“朝の時間を有効活用する”ことを大切にしているそうで、清掃活動のほかにも、企業経営者の体験や家族円満、会社繁盛の秘訣などを聞くことができる「モーニングセミナー」※を定期的に実施しています。興味のある方は、ぜひ一度参加してみてください。
※甲府市倫理法人会のモーニングセミナーは、毎週水曜日午前6時から、甲府商工会議所で開催しています
◎市民レポーターブログもご覧ください
[市ホームページ]
「市民レポーターブログ」で検索
■今月の担当レポーター 中込 恒子
お話を伺ううちに、“自分は真実の思いやりや感謝を持って、周りの人に接していたかな”と己を省みるようになりました。私も老病死を迎える身として、どのようにひと様のお世話になるかわからないので、自我・自意識を戒(いましめ)て、自分本位にならずに生きていきたいと、気持ちを新たにしました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>