■「文化・健康ふれあいまつり」~中道地区~
私たちの暮らす中道地区は、昭和30年に柏(かしわ)村と右左口(うばぐち)村が合併し、中道町としてスタートしました。その後、平成18年3月には甲府市と合併し、現在、中道地区として、人口約4,800人の地区となっています。
こうした中、令和元年に「こうふ開府500年」という、歴史的節目を迎え「私の地域・歴史探訪」事業において、改めて中道地区の歴史や文化の魅力を再認識するとともに、この素晴らしい地域資源を大切にし、子どもたちに引き継いでいきたいという強い想いがあります。また、リニア中央新幹線の開通が今後予定されていて、さらに地域が発展する可能性を秘めています。先人たちが築いた歴史や伝統を後世に継承しながら学校と地域が連携する中で、地域の宝である子どもたちの成長を温かく見守り育んでいき、将来に向けて活気満ち溢れる中道地区を創りあげていきたいと思っています。
このようなことから、合併当時より毎年10月に恒例行事として、中道地区21世紀のまちづくり協議会の主催による「文化・健康ふれあいまつり」が中道地区の自治会連合会の皆さまを始め、多くの各種団体の皆さまの協力をいただく中で、「自分たちで創り上げるお祭り」として開催されています。中道保育所の和太鼓や柏こども園のマーチング演奏、笛南中学校吹奏楽部の演奏が会場を盛り上げ、露店の並ぶテントでは、「昔懐かしいヨーヨー」や「金魚すくい」などのコーナーも人気があり、皆さまに大変楽しんでいただいています。また、文化祭の催しもあり、発表部門では文化協会の会員によるハーモニカや尺八など、日頃の練習の成果を披露していただき、展示部門では保育園児と小・中学生の習字や絵画、文化協会の会員による華道、菊花、手芸などを展示しています。
これからも、「文化・健康ふれあいまつり」を通じて、まつりのテーマである「悠久の歴史とロマンに学び、健康で明るい文化のまち」の実現に向けて取り組んでいきます。
中道地区自治会連合会 会長 中込敏雄
問合せ:協働推進課
【電話】237-5298
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