樋口市長 新年あいさつ

1／46

新年、明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、2025年の新春をつつがなくお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
さて、本年は「巳年」であります。「巳」は古来より、再生や永遠の象徴とされ、その皮を脱ぎ捨て生まれ変わる姿から、新たな挑戦や変化への前向きな姿勢を示す年と言われております。
私も、この「巳年」に、本市の輝かしい未来を拓く施策展開に力を注ぎ、本市が〝誇れるまち〟〝選ばれるまち〟として、さらなる成長を遂げる一年にしていきたいと、決意を新たにしているところであります。
甲府のまちは、今まさに、大きな転換期を迎えております。かねてより、整備を進めてまいりました、甲府城南側の歴史文化交流施設「こうふ亀屋座」等は、本年4月のオープンを控えており、遊亀公園附属動物園のリニューアルや岡島百貨店跡地の民間再開発など、各所でまちの魅力を高め、大きな人の流れを生み出すさまざまな事業が進行しております。
また、建設予定のリニア駅周辺におきましては、現在、駅南側エリアの基盤整備方針の検討を進めるなど、その開業効果を享受し、本市に新たな価値をもたらせるよう、リニア新時代を見据えた、環境にも優しい持続可能なまちづくりを計画的に推進しているところであります。
今後におきましても、将来にわたり、市民の皆様の安全・安心で、豊かな暮らしや、地域経済に活力をもたらせるよう、絶えず挑戦を続けるとともに、市民の皆様の希望ある未来づくりに邁進してまいります。
結びに、本年が皆様方にとりまして、健康で幸多き年となりますことを、心から祈念申し上げ、謹んで年頭の挨拶とさせていただきます。

甲府市長　樋口雄一