令和5年度一般会計予算297億8,800万円

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2月定例市議会で、本年度の予算が決まりました。「第2次甲斐市総合計画(後期基本計画)」の基本目標を踏まえ、市の将来像である「緑と活力あふれる生活快適都市」の実現に向け、施策を進めていきます。

■歳入
・税収は、個人市民税や法人市民税の増額をはじめ、新築・増築家屋や償却資産の増加による固定資産税の増額などが予想されることから、市税全体で前年度対比4.0%の増額となりました。
・市債は、臨時財政対策債や合併特例債借換債などの減少により、前年度対比9.1%の減額となりました。
・繰入金は、原油価格・物価高騰対策などに係る経費に対する財政調整基金からの繰り入れや、竜王庁舎建築基準法適合改修や双葉ふれあい文化館屋根改修などに対する公共施設等整備基金からの繰り入れを行うことなどから、前年度対比2,405.7%の増額となりました。


■歳出(性質別)
○用語解説
扶助費：生活、医療、教育などの支援にかかる経費(医療費助成など)
人件費：職員の給与や各種委員の報酬などの経費
物件費：委託料、光熱水費、消耗品費などの経費
補助費等：一部事務組合や各種団体への補助金などの経費
公債費：借入金の返済の経費(元金、利子)
繰出金：特別会計などの運営のための経費
普通建設事業費：社会資本の整備にかかる経費(道路整備や教育施設整備など)
積立金：財源調整のための財政調整基金や使い道が特定される目的基金への積立
維持補修費：施設の機能維持のために使われる経費

■歳出(目的別)
・民生費は、障がい者自立支援給付事業や生活保護扶助費の増加などにより、前年度対比2.5%の増額となりました。
・総務費は、竜王庁舎建築基準法適合改修や竜王庁舎・敷島庁舎・双葉庁舎太陽光発電設備設置などにより、前年度対比18.2%の増額となりました。
・教育費は、双葉ふれあい文化館屋根改修や竜王南小学校校舎の長寿命化設計などにより、前年度対比8.5%の増額となりました。
・土木費は、山梨県緑化センター跡地について、子育て支援複合施設の設計や造成などにより、前年度対比34.1%の増額となりました。

■市民1人あたり予算額
※一般会計297億8,800万円を人口76,236人で計算(令和5年3月末日現在、外国人登録含む)