「甲斐市バイオマス産業都市構想」の重点プロジェクトとして推進する「木質バイオマス発電プロジェクト」の核となる甲斐双葉発電所が、令和5年11月1日に商業運転を開始しました。
木質バイオマス発電は、化石燃料を使用せず、二酸化炭素の排出抑制に貢献する再生可能エネルギーとされ、今まで利用されていなかった山林未利用材を燃料として利用します。このことから、松くい虫被害木や林地残材、建材等として活用されない木材等の有効活用が図られ、森林整備促進、林業の活性化および雇用の創出などの効果が期待できます。
市では、発電事業者と締結している発電事業に関する協定書、環境保全協定書等に基づき、引き続き事業を推進していきます。
■発電所の概要
所在地:岩森地内(双葉スポーツ公園北側)
発電事業者:DSグリーン発電甲斐合同会社
発電出力:6,950kW ※一般家庭 約13,000世帯に相当
発電方式:木質チップを燃料とする蒸気タービン方式
問合せ:脱炭素社会推進室(本館2階)
【電話】055-267-6559
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