令和5年度決算が、8月定例市議会で認定されました。みなさんから納めていただいた税金や、国・県から交付されたお金がどのように使われたのかをお知らせします。
■一般会計決算
決算は黒字です
一般会計の歳入総額は358億6,118万円、歳出総額は338億9,999万円で、歳入歳出差引額は19億6,119万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億7,121万円を差し引いた16億8,998万円が実質収支額となりました。
さまざまな行政需要に適切に対応しつつ、積極的な財源確保に努めたことにより、実質収支額は黒字となりました。
※金額は千円単位を四捨五入しているため、各項目を用いた計算と増減額および実質収支額が一致しない場合があります。
▼歳入 358億6,118万円
○市税 対前年度:2億9,253万円の増
市民税49億7,858万円、固定資産税40億5,054万円などです。
○地方交付税
対前年度:1億5,420万円の増
所得税などの国税を原資として、地方に対し交付されるもので、内訳は、普通交付税が58億716万円、特別交付税が6億8,359万円です。
○市債 対前年度:2億1,267万円の増
合併特例債は4億7,040万円発行しました。また、1,194万円の合併特例債を借り換えました。
○地方消費税交付金
対前年度:432万円の減
地方消費税を原資として、交付されるものです。
○寄附金 対前年度:3,409万円の増
ふるさと寄附金9億5,732万円、企業版ふるさと寄附金2,440万円、特定事業等寄附金1億1,802万円などです。
▼歳出 338億9,999万円
○民生費 対前年度:3億7,833万円の増
価格高騰重点支援給付金給付事業や教育・保育給付事業などの実施に伴い、増額となりました。
○教育費 対前年度:7億6,236万円の増
竜王西小学校屋内運動場長寿命化改修工事や敷島総合文化会館天井耐震化工事などの実施に伴い、増額となりました。
○総務費 対前年度:5億1,691万円の増
竜王庁舎改修工事や甲斐市民バス運行事業などの実施に伴い、増額となりました。
○衛生費 対前年度:1億8,931万円の減
新型コロナワクチン接種事業の縮小などにより、減額となりました。
○公債費 対前年度:5億7,185万円の減
市債償還(借入金返済)などのための支出です。
○土木費 対前年度:4億3,525万円の増
緑化センター跡地活用事業や日立道路線道路改良事業などの実施に伴い、増額となりました。
■市民1人あたりの歳入と歳出
市の人口:76,273人(令和6年3月末時点)
問合せ:財政課(本館3階)
【電話】055-278-1662
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