■環境 自然と生活が調和した環境を築くまち
○脱炭素社会推進
脱炭素先行地域エリア内において、脱炭素に関連した事業が本格的にスタートします。公的機関だけでなく、市民や民間事業者の皆様の協力が重要な要素となるため、脱炭素に対する意識向上を目指した啓発に取り組むとともに、全国の自治体のモデルとなるよう各種事業を進めます。
○ごみの分別
多言語に対応したごみ捨てマニュアル等をスマートフォンから閲覧できる「ごみ分別情報アプリ」を導入し、正しいごみの出し方を周知していきます。
○ごみ処理施設
新たなごみ処理施設の整備について、令和13年度からの本格稼働を目指し、引き続き山梨西部広域環境組合の構成市町との連携を図り、用地の取得等、準備を進めていきます。
■産業・行政 交流と協働による未来を拓く活力のあふれるまち
○第2期甲斐市まち・ひと・しごと創生総合戦略
令和6年度を最終年度とする「第2期甲斐市まち・ひと・しごと創生総合戦略」については、これまでの総括によって得られた課題に加え、社会の潮流を踏まえた新たな施策を取り入れ、策定を進めていきます。
○スマート化・デジタル化の推進
デジタル化の推進については、「SMART甲斐プロモーション」に基づき計画的に推進していますが、令和6年度が計画最終年度となることから、これまで展開してきた事業の検証や分析、また、新たな事業の調査研究を進める中で、次期計画の策定を進めていきます。
また、マイナンバーカードの普及・促進のため、申請サポートの継続や、出張申請サポートを実施し、カード申請率の向上を図っていきます。
「書かない窓口」において、マイナンバーカードの更新手続きが可能なシステムを導入し、市民の皆様の利便性向上につなげていきます。
○男女共同参画社会の推進
「第4次甲斐ヒューマンプラン」に基づき、男女が互いに個性や能力を認め合い発揮し合いながら、さまざまな分野で活躍できる男女共同参画社会の実現を目指し、各種施策を展開していきます。
○農業振興
農業従事者の高齢化や後継者不足等に伴う耕作放棄地の解消と、収益性を重視した魅力ある農業の確立を目指し、甲斐市農業活性化事業に取り組みます。
○商工業・観光の振興
商工業の振興については、地域経済の担い手である、中小企業・小規模企業への支援の拡充を通じて、地域の活性化や商工業の発展を目指します。
また、企業誘致については、双葉地区拠点工業団地開発事業において、用地取得と造成設計を進めます。
観光振興については、山梨が誇る御嶽昇仙峡の活性化を推進するとともに、御嶽古道の整備と魅力発信に努めていきます。
また、甲斐市サクラまつりの開催の他、おみゆきさん、大弐学問祭など、本市の歴史、文化、伝統を伝える行事について、引き続き支援を行います。
▼行政改革
「第4次行政改革大綱」に示された、行政改革の取組方針に従いながら、引き続き改革を推進していくとともに、令和7年度を始期とする「第5次行政改革大綱」の策定を進めていきます。
ふるさと応援寄附金については、地域ブランドを活用した本市のPRを行うことで自主財源の積極的な確保を図るとともに、企業版ふるさと納税を活用した施策の推進に努めます。
また、職員が自律的に地方分権、地方創生を担う人材へと成長することを促し、さらなる住民サービスの向上につなげていきます。
これらの取り組みを継続し、常に市民の声に耳を傾け、より質の高い行政サービスの提供に努めます。
令和6年度当初予算は、広報5月号に掲載します。
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