長年にわたり、各分野で活躍、貢献された方々に、このほど春の叙勲、危険業務従事者叙勲が贈られ、本市からは8名が受章されました。受章されたみなさんの功労・功績を讃え、ご紹介します。
■瑞宝小綬章
輿水修策(こしみずしゅうさく)さん(宇津谷)
昭和48年に県庁入りし、福祉や税務など幅広い分野の業務を担当。平成21年には、商工労働部長を務め、企業支援や雇用確保に尽力されました。家族など支えてくれた人に感謝したいと話します。
■瑞宝双光章
成澤廣之(なりさわひろゆき)さん(大垈)
昭和45年に県警入り。主に刑事部門を担当し、南部署長などを歴任。県警保安課時代に、甲府市内の路上で刃物を振り回していた薬物中毒の男を取り押さえたことが印象に残っていると話します。
■瑞宝単光章
小林正明(こばやしまさあき)さん(玉川)
昭和48年に県警入り。主に交通部門を担当し、高速隊でオウム真理教の関係車両確認を通じて実態把握に努めたことが印象深いそうです。出会った人の寛大さに救われ、多くを学んだと話します。
■瑞宝単光章
佐々木誠(ささきまこと)さん(玉川)
昭和52年に甲府刑務所の刑務官になり、長年にわたり、受刑者が作った製品の管理や作業の指導などを担当。妻や職場の仲間の助けがあったからこそと、支えてくれた人に感謝したいと話します。
■瑞宝単光章
中島一秋(なかじまかずあき)さん(富竹新田)
昭和47年に甲府市消防本部入り。特別救助隊結成時に隊員に任命され、人命救助に尽力。市民の命と財産を守ることを常に意識してきたと振り返り、支えてくれた人に感謝したいと話します。
■瑞宝単光章
西山健兒(にしやまけんじ)さん(竜王新町)
昭和29年に警察庁入りし、約40年間、関東管区警察局山梨県通信部に勤務。警察官が使用する通信機の自動充電装置開発が印象深いそうです。指導していただいた先輩方に感謝したいと話します。
■瑞宝単光章
花形友夫(はながたともお)さん(中下条)
昭和48年に県警入り。平成5年に発生した甲府信用金庫の女性職員誘拐殺人事件など、さまざまな事件の捜査に関わり、容疑者の逮捕に貢献。長い間支えてくれた妻に感謝したいと話します。
■瑞宝単光章
横森弘光(よこもりひろみつ)さん(富竹新田)
昭和60年に旧竜王町消防団に入団し、市消防団副団長を務めるなど、34年にわたり地域防災に尽力。多くの人と出会えたことは財産であり、活動を理解し、支えてくれた家族に感謝したいと話します。
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