■ミレーと4人の現代作家たち
─種にはじまる世界のかたち─
ジャン=フランソワ・ミレー(1814~75)は、産業革命以降、急速に近代化が進展する19世紀のフランスにおいて、自然と共に生きる農民の営みを描き続けた画家です。山梨県立美術館では、開館時に代表作《種をまく人》を収蔵して以来、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品の収集を継続してきました。
当館開館45周年を記念して開催する本展では、ミレーの作品と共に、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観することで、多様な解釈を開くことを試みます。人の営みがさまざまな観点から見直される現代において、ミレー、そして現代作家の作品は、どのようなメッセージを私たちに発しうるでしょうか。私たち一人ひとりにとっての「世界」のかたちを探る機会として、それぞれの作品世界の共鳴をお楽しみいただきます。
会期:7月1日(土)~8月27日(日)
休館日:月曜日(7月17日、8月14日は開館)、7月18日(火)
会場:山梨県立美術館 特別展示室
観覧料:一般1,000円(840円) 大学生500円(420円)
※( )内は20人以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
※県内65歳以上の方は無料(健康保険証など持参)
※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
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