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峡東地域特別特集(1)

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山梨県笛吹市

■世界農業遺産フェスティバル2023
8月5、6日「甲州市勝沼ぶどうの丘」で「峡東地域世界農業遺産フェスティバル」が開催されました。このイベントは昨年7月に「扇状地に適応した果樹農業システム」が世界農業遺産に認定されたことを記念して開催され、当日は多くの方が訪れ、音楽の日・お笑いの日の2日間を楽しんでいました!
※峡東地域とは山梨市、笛吹市、甲州市の3市で構成された地域のことです。

▼2023.08.05(sat)
「音楽の日」
髭男爵山田ルイ53世さんの乾杯セレモニーで幕が明け、甲府盆地をバックに綺麗な音色が響き渡りました。

▼2023.08.06(sun)
「お笑いの日」
よしもと芸人によるお笑いのライブが行われ、笛吹市出身のエアコンぶんぶんお姉さんも会場を沸かせていました!

▼Enjoy Learning
イベントで世界農業遺産の魅力を発信!
音楽やお笑いのイベントが行われただけでなく、世界農業遺産の公開討論会が行われたり、マルシェのコーナーでは飲食や物販、世界農業遺産のPRなどが行われました。
2日間を通して地元の人やたくさんの観光客が、世界農業遺産や峡東地域のことについて学び、食し、観て、さまざまな催しを楽しんでいました。

◇EVENT TOPICS
No.1 世界農業遺産に輝いた地元の魅力を上空から再発見!
とても人気のあったヘリコプター遊覧。晴天にも恵まれ、雄大な峡東地域へと飛び立ち、扇状地の美しい景色とともに峡東地域の世界農業遺産を一望しました。

No.2 シンポジウム
峡東地域世界農業遺産推進協議会アドバイザーの澤登早苗氏、中村正樹氏を講師に迎え、シンポジウムを行いました。

No.3 SDGsイベント
木の香りやぬくもりを感じる森の積み木広場をはじめ、新聞エコバック作り、自由研究ワークショップ、ポリ袋で遊んでアップサイクルを学ぶコーナーなど、体験を通してSDGsを考え学ぶことができました。

■あなたは知ってる? 世界農業遺産
Question 1:世界農業遺産ってなに?
世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を、国連食糧農業機関(FAO)が認定する制度。世界では24カ国78地域(R5.7現在)、日本では今回の峡東地域を含めて15地域が認定されています。

Question 2:認定されるとどうなるの?
峡東地域がさらに国内外で知られることによって、観光振興や農業振興につながることが期待されます。また、農作物や加工品のブランド化などが進むことで、地域の魅力向上、農業の担い手の増加、地域経済の活性化も見込まれます。

◇世界農業遺産認定 これまでの歩み
・2015年
10月 峡東地域世界農業遺産推進協議会設立
・2016年
9月 農林水産省へ申請書提出
10月 世界農業遺産シンポジウム開催
・2017年
3月 日本農業遺産へ認定(世界農業遺産の承認申請は見送り)
5月 平成29年度峡東地域世界農業遺産推進協議会で世界農業遺産への再申請の方針を決定
11月 世界農業遺産シンポジウム開催
・2018年
5月 日本農業遺産のロゴマークを制定
6月 農林水産省へ申請書提出
8月 農水省による1次審査通過
10月 世界農業遺産等専門家会議による現地調査
12月 世界農業遺産セミナー開催
・2019年
1月 農水省による2次審査
2月 世界農業遺産への認定申請が承認される
10月 農水省からFAOへ申請書提出
11月 世界農業遺産セミナー開催
・2021年
2月 「甲州式ブドウ棚」ワークショップ開催
10月 生き物観察会開催 日本農業遺産オンラインツアー開催
・2022年
2月 日本農業遺産散策イベント開催
3月 世界農業遺産セミナー開催 石積み体験会開催
6月 FAOの科学助言グループ(SAG)による現地調査
7月 世界農業遺産へ認定
10月 世界農業遺産認定を受けた臨時総会
・2023年
1月 ふるさと祭り東京2023へ出展 未来へ継承・農業遺産ワークショップ開催
2月 認定記念フォーラム開催
3月 日本農業遺産・世界農業遺産認定記念式典へ参加 笛吹高校農業遺産ワークショップ開催 棚掛けand石積みワークショップ開催
5月 通常総会 世界農業遺産認定証授与式(イタリア・ローマ)
6月 東アジア農業遺産学会(中国・浙江省)

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