このコーナーでは、国民皆保険制度を根底で支えつづけている国民健康保険(以下「国保」)の制度や笛吹市の現状についてお知らせしていきます。医療費と健康について、一緒に考えていきましょう。
■笛吹市の国民健康保険では、加入されている方に向けて、年に6回、世帯ごとの医療費のお知らせ(医療費通知)を送付しています。
受診状況や医療費負担の状況を確認するとともに、健康に対する意識を深めていただき、国民健康保険事業の安定運営を図ることを目的に通知しています。医療費の適正化にご協力いただき、健康管理に役立ててください。
(注意点)
・保険外費用(薬の容器代、健康診断料、診断書料、入院時室料差額、歯科保険外診療など)は含まれません。
・医療費のお知らせに記載されている「一部負担としてあなたが支払った額」について円単位で計算していますが、医療機関などの窓口では、10円未満は四捨五入しているため相違することがあります。
・確定申告の際、医療費控除を受ける場合、「医療費のお知らせ」が必要になります。
11月と12月診療分については、2月下旬の発送となり、確定申告に間に合わない場合があります。その場合は、領収書に基づいて医療費控除の明細書を作成してください。
・再発行はできませんので大切に保管してください。
■セルフメディケーションを心がけましょう
セルフメディケーションとは、自分の健康に責任を持ち普段から体調管理をして、軽度の体調不良は、OCT医薬品(市販薬)を使うなどして自分で手当てをすることです。
■ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許期間が過ぎた後に発売された薬です。新薬と同等の有効成分、効能・効果があると厚生労働省に認められた新薬よりも安価な薬です。お医者さんや薬剤師さんに相談し、十分な説明を受けてから利用しましょう。
■お薬手帳は1冊にまとめましょう
お薬手帳を複数持つと服用歴や副作用、アレルギーの有無などが医師や薬剤師に正しく伝わらない場合があります。お薬手帳は一冊にまとめて忘れずに持っていきましょう。
■かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ちましょう
かかりつけ医は、健康状態を管理し、病気に関して相談に応じてくれる身近なお医者さんを指します。
かかりつけ薬局は、お薬の処方歴を一括管理してくれる薬局を指します。かかりつけ薬局では、一人ひとりの体質や病歴など継続的に把握し、複数の医療機関で処方されている薬の重複や飲み合わせをチェックしてくれるので安心です。
問合せ先:国民健康保険課 国保総務担当
【電話】055-261-2043
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