このコーナーでは、国民皆保険制度を根底で支えつづけている国民健康保険(以下「国保」)の制度や笛吹市の現状についてお知らせしていきます。医療費と健康について、一緒に考えていきましょう。
【みんなの国保を守るために~今月の話題~】
◆修学中の国民健康保険証について(マル学保険証)
大学や専門学校などに行くために住民票を市外に移して、家族と離れて生活する場合、引き続き本市の国民健康保険証を使用することができます。この場合、転出時にマル学該当の届出を行ってください。
○マル学該当手続きについて
必要なもの:
・在学証明書(後日でも可)
・国民健康保険証
・世帯主および該当者の個人番号カード(通知カードと身分証明書でも可)
○マル学の更新方法
すでにマル学保険証が交付された方には、毎年4月に現況確認(学生であることの確認)のため、在学証明書を提出していただきます。国民健康保険課の窓口、または郵送により提出してください。
○マル学非該当手続き方法
次の場合は、マル学非該当になりますので手続きを行ってください。
(1)大学や専門学校を卒業し、会社などの健康保険に加入した場合
必要なもの:
・国民健康保険証
・卒業証書(コピー可)
・会社などの健康保険証(コピー可)
・世帯主および国保を喪失する方の個人番号カード(通知カードと身分証明書でも可)
(2)大学や専門学校を卒業し、笛吹市に住民登録を戻し、笛吹市の国保に加入する場合
必要なもの:
・国民健康保険証
・世帯主および国保に加入する方の個人番号カード(通知カードと身分証明書でも可)
(3)大学や専門学校を卒業し、他市区町村の国保に加入する場合
笛吹市での国保喪失後、居住地(住民登録地)での国保加入となります。国保加入手続きにつきましては、居住地の市区町村窓口へお問い合わせください。
笛吹市での資格喪失手続きに必要なもの:
・国民健康保険証
・卒業証書(コピー可)
・世帯主および国保を喪失する方の個人番号カード(通知カードと身分証明書でも可)
◆退職をして、国保加入予定の方へ
国民健康保険税の算定は、前年中の1月から12月に得た所得に対して課税されます。
退職をされて国保に加入すると、前年の収入、所得により課税が発生するため、税額が大きくなる場合があります。このため、納付が困難になり相談に来られる方が多くいらっしゃいます。窓口で概算ですが税額の試算も可能ですので、事前に税額を確認することをお勧めします。
また、社会保険の※任意継続制度(会社での健康保険を2年間延長する制度)もありますので、そちらも含めて検討をし、事前に納付に対する準備をすることをお勧めします。
※詳しくは協会けんぽや健康保険組合のホームページなどでご確認ください。
問合せ先:国民健康保険課 国保総務担当
【電話】055-261-2043
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