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10月はピンクリボン月間です

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山梨県西桂町

■「乳がん」について知っていますか?
乳がんは女性に発病するがんの中で一番多く40~50歳代で最も多く発生しています。女性全体の部位別死亡数では第4位ですが、30~64歳までの年齢別では第1位の死亡数となります。日本人女性の9人に1人が生涯で乳がんにかかる危険があるとされています。
乳がんは遺伝も危険因子となりますが、遺伝するがんは全体の5%~10%にすぎません。日頃の生活習慣が健康を左右します。栄養バランスに気を付け、運動をし、タバコも吸わず飲酒も行わない方はがんのリスクは減少します。しかし、リスクはゼロではありません。
ですから、生活習慣の改善+「がん検診」の2段構えが大切です。

■早期発見・治療が完治へのカギ
乳がんは不治の病ではありません。乳がん全体でみれば、8割以上が治ると考えられています。発見が早ければ早いほど完治の確率は高くなります!

■乳がん検診を受けましょう
がん検診は、症状がない健康なみなさんが対象です。健康な人(=症状がない人)では、もしもがんがあっても、症状が出る前のがん、つまり早期がんであることがほとんどなのです。早期がんのうちに治療を行うことで、がんによる死亡を防ぐだけでなく、完治を目指せます。
しかし、がんが1回の検診で発見される可能性は100%ではありません。そのため、乳がん検診は2年に1度の受診が大切です。
検診を受ける年齢に達していなくても、乳房にしこりや異常を感じたら専門の医療機関を受診するようにしましょう。11月26日、27日実施の町の健康診断でも受診が可能です。

■乳がん検診の検査方法
○マンモグラフィ(乳房X線検査)
透明な圧迫板で乳房を挟んで、厚さ4~5cmに延ばした状態で上下と斜め方向から計4回の撮影をします。圧迫するのは片方の乳房につき数秒~10秒程度です。マンモグラフィーは石灰化と呼ばれるカルシウムの沈着を見つける能力に長けています。しこりを作らない早期の乳がん発見に、マンモグラフィーが大いに役立ちます。
○超音波(エコー)
半身裸になってベッドに仰向けになり、胸にゼリーを塗って超音波探触子(プローブ)を乳房に当て、動かしながら映像をモニターに映し出します。検査時間は15分程度。小さな腫瘤(体の中にできた5mm以下のかたまり)を見つけやすく、しこりを作るがんに対して有効
という特徴があります。乳腺や乳管の状態もわかります。

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