■年頭のあいさつ ~New Year’s greetings~
西桂町長 山崎泰洋(YAMAZAKI YASUHIRO)
新春のお慶びを申し上げます。皆様健やかに新春をお迎えのことと存じます。
また、西桂町政に対しまして、深いご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
昨年春、新型コロナウイルス感染症の5類への移行により、感染症対策に取り組むとともに、通常の社会生活に戻していくことが求められました。約3年半に及んだ自粛期間でしたので各種事業の再開には多くの課題がありましたが、町民の皆様のご協力を頂く中で実施できましたことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
私の公約の大きな柱の一つであるつである「住環境の整備・人口減少対策」の施策として「西桂町空き家・空き地バンク」制度が今年より開設されます。この制度が十分に機能するためには住民の皆様のご協力が不可欠です。空き家・空き地の有効活用策など具体的な提案をお示ししていきますので、お気軽にご相談いただきたいと思います。
「役場新庁舎建設」については、令和5年度末に完成し、電子機器・事務用品等の設置を経て、令和6年5月初旬の業務開始を予定しております。
「三つ峠駅舎のリノベーション」については、富士山麓電氣鐵道株式会社様のご協力を頂く中で現在事業実施中であります。完成は本年3月末を予定しており、住民サロン、カフェ、ビュースポット・地場産業等の町めぐり案内、レンタサイクルなどの機能を計画しております。また、町の財源負担の軽減を図るべく「富士急行線一二つ峠駅舎改修プロジェクト」の名称でふるさと納税を活用したクラウドファンディングを3月13日まで実施中ですので、町民の皆様からも町外のお知り合いの皆様等への情報発信にご協力いただければ、良い結果につながると思いますので、よろしくお願いいたします。
「交通弱者への対策」として実施しております西桂町高齢者移動サービス事業については、多くの皆様に登録していただき、ご利用いただいております。当初の目的は公共交通機関の業務見直しによるバス路線廃止を補完する目的で実施してまいりました。約2年間の実績の中で、要支援者への対応等の課題が浮かび上がってきました。
今後も、限られた財源の中、出来うる範囲の中で行政サービスの充実を目指し、改善に取り組んでまいりますので、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
今年度には、柿園中央道下、県道富士吉田西桂線・国道139号線の交差点改良事業、公園の環境改善策としての土壌循環式水洗トイレ「エコまるくん」を導入したさくら公園、いこいの森公園のトイレ整備を行います。また、現在実施中の桂川流域における穴口用水の改修は、令和7年度中の完成を予定しております。
町には活性化対策・人口減少対策など、まだまだ多くの課題があり、解決には多くの時間と労力がかかりますが、役場職員一同、一致団結して取り組んでまいります。
誰もが希望を持ち、それぞれが輝き、活躍していけるまち「豊かな自然輝く未来を紡ぐ水のまちにしかつら」の実現のため町民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申しあげます。結びに、今年一年が皆様にとりまして、健やかな年となりますよう、心からご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。
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