「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことを言います。日本における食品ロスは、年間523万トン発生しています。これを国民1人当たりに換算すると、毎日ごはん茶碗1杯分を捨てている計算になります。また、523万トンのうち、約半数は家庭からでる食品ロスが占めています。家庭でも食品ロスに取り組みましょう。
■食品ロスを削減するためにできること
◇冷蔵庫に食品を入れすぎないようにしよう!
冷蔵庫に食品を入れすぎると、何があるのか分かりにくくなり、食品を使い忘れてしまうことが多くなります。全体の7割程度を目安に入れるようにしましょう。
・冷蔵庫整理整頓のコツ
1.食品を種類(カテゴリ)分けする
2.それぞれの置く場所を決める
3.フリースペース(何も置かない場所)を作っておく
4.早く食べきりたい料理や期限が近い食品を手前に置く
◇食材や料理は賢く冷凍保存しよう!
肉・魚・野菜が使い切れないときは、消費期限が切れないうちに、チャック付き保存袋へ入れて冷凍保存すると長持ちします。冷凍した食材や料理は早めに使い切りましょう。
◇消費期限と賞味期限の違いを知ろう!
消費期限:過ぎたら食べない方がよい期限のこと
賞味期限:おいしく食べられる期限のこと
※賞味期限は期限を過ぎたらすぐに食べられなくなることはありません。
出典:消費者庁「食品ロス削減ガイドブック(令和5年度版)」
これらに注意して、家庭でも食品ロスに気をつけましょう。
問合せ:福祉保健課 保健係
【電話】25-4000
<この記事についてアンケートにご協力ください。>