■今月のテーマ「感染症を予防しましょう!」
感染症予防のために毎日の生活の中で気を付けたいポイントはさまざまあります。今回は、手洗い・うがいの効果や正しい方法を確認します。
◇(1)手洗い
接触感染は、手に付着した病原体が口や目を介して体内に侵入することで起こります。感染者に直接触れたときだけではなく、ドアノブやつり革など、人が触れたものを通して病原体が手に付着することもあります。手からの感染を防ぐためには、手洗いが有効です。
ポイント:帰宅時、調理前後、食事の前、咳やくしゃみをした後などは意識的に手洗いする。
1.最初に流水でしっかりと汚れを落とす。
2.石鹸をよく泡立てたら、手の平だけではなく、手の甲、指先、爪の間、指の間、手首もしっかりとこする。
3.すすぎ残しがないよう、流水でしっかり石鹸を落とす。
4.清潔なタオルやペーパータオルで水分を拭き取る(タオルの共有は避ける)。
◇(2)うがい
空気中のウイルスは、口から侵入して喉の粘膜に付着し、体内へと取り込まれます。付着したウイルスを洗い流すためには、うがいが効果的です。特に、外から帰ったときや食事の前などにはうがいをする習慣を付けましょう。
1.口の中に水を含んで食べかすなどの汚れを浮かし、吐き出す。
2.もう一度水を含み、上を向き、のどの奥まで水を当てて15秒程度ガラガラうがいをする。
注意:殺菌作用のあるうがい薬は感染予防に一定の効果が期待できますが、のどへの刺激が強かったり、体質によっては避けた方がよい場合もありますので注意してください。
手洗い、うがいといった日々の基本的な感染対策が、自分や周りの人を感染症から守ることにつながります。また、免疫力を高めて病原体に負けないようにすることも大切です。毎日の食事や生活習慣に気を付けて、丈夫な体づくりを心がけましょう。
問合せ:福祉保健課 保健係
【電話】25-4000
<この記事についてアンケートにご協力ください。>