去る10月24日(木)大月税務署において、「中学生の税に関する発表会」が開催されました。西桂中学校より永井ほの美さん(2年生)が大月税務署管内租税教育推進協議会より選出され、「幸せを運ぶ私たちの税」と題し、消費税について発表を行ってくださいました。
ほの美さんの発表では、消費税はサービス提供取引に課税される税として、負担する私たちが、消費税のことを良く知り、政府は消費税の増税・減税に関して慎重かつ適正な判断が必要である、そして未来を生きる人々の希望を奪わないために、税に関する問題を解決しなければならないと発表されていました。
また、「消費税がなくなったら」を軸にメリット・デメリットについて発表され、メリットでは、購入やサービスの経済的負担が軽減される、デメリツトでは、少子化対策を例に、児童手当や保育所の整備、18歳以下の医療費無償化の活動の財源確保ができず少子化を食い止めることはできないこと、労働人口減少や地方自治の財政悪化など私たちの暮らしに大きな影響があると、消費税と日本の課題について、本当によく調べられたと会場内が感心していました。
最後に、将来大人となる自身に向けて、大切な人々の生活を守るためにも税金を納め、その税金が幸せを運び、世界中の人々が笑顔であふれるように、そして多くのことを吸収し、誰かの役に立てるよう努力したいと話され、大変すばらしい発表となりました。
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