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〔特集〕「チーム韮崎」まちづくりミーティング(1)

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山梨県韮崎市

■テーマ「健康でスポーツに親しむまちづくり」
本市では、ウェルネス(身体と心の健康を整え、よりいきいきとした生活を送ること)を推進するため、ウォーキングイベントや施設整備に取り組んでいます。
令和7年7月には、市営新体育館が完成する予定であり、これらの取り組みをスポーツの活性化や市民の皆さんの健康づくりに繋げてまいりたいと考えています。
今回は、屋内の競技団体から活動状況や今後の事業展開についてお話いただき、スポーツを広めていくため、また、人口減少・少子高齢化社会であっても、活動が維持発展され、競技力の向上のためには何が必要であるのかを伺いました。

廣島 久枝さん 民踊部
滝田 良樹さん ソフトバレーボール
牛山 二美子さん バウンドテニス
千野 博さん ラージボール卓球
功刀 典子さん バスケットボール
山寺 政剛さん 柔道
志賀 良市さん バレーボール
保阪 昌春さん 綱引き
生山 靜さん 剣道

■現在の活動について
◇(廣島) 令和4年度から2年間、市の民踊部の部長をしています。会員数は、多い時で26名ほどいましたが、現在は15名程度で活動しています。
主には、県体育祭りの民踊部門に参加するため、規定曲である武田節と韮崎で踊り継がれている曲(新府城・綾棒踊り)をニコリの和室で練習しています。民踊部の会員は、スポーツ協会と文化協会に所属しているため、相互に協力して活動を行っています。民踊部門や県レクリエーション大会にも参加したり、福祉祭りや地域のお祭りなどで披露したりしています。また、民踊部に50年以上携わっている生山先生が、(公財)日本レクリエーション協会のレクリエーション運動普及振興功労者として昨年9月に表彰されました。

◇(滝田) 令和5年度に立ち上げたソフトバレーボール連盟の会長をしています。会員は20名程度で主に市営体育館で練習しています。立ち上げたばかりなのでまだ計画を考えている途中ですが、令和6年度には、年齢問わず幅広い世代の方たちが参加できるようなソフトバレーボールの試合を計画しています。
また、県スポーツ・レクリエーション祭りにも参加する予定です。

◇(山寺) 現在の柔道連盟は、スポーツ少年団への指導を主にしています。柔道を続けている人が少なく、また県外へ出てしまった人も多いため、試合等には出ていません。スポーツ少年団は、40年くらい続いていて、試合に向けて練習をしています。多い時には、70名ほどいましたが、現在は10名で活動しています。
高校の柔道場や市営体育館の道場を使って週2回指導しています。

◇(牛山) バウンドテニスは、テニスと卓球を掛け合わせたような競技です。ラケットの長さとネットの高さが90センチで、競技の難易度を低くしたスポーツです。体育祭に参加するために、スポーツクラブを立ち上げ、最初はテニスのような激しい動きは難しくても、バウンドテニスならできるという、テニス経験者の方が多く在籍していました。だんだんと高齢になってきて、3人まで減ってしまい、解散も危ぶまれました。しかし若い人に声を掛けると、やってみたいという人が増え、現在12名で活動しています。
活動場所は、主に地域体育館(神山体育館)で人工芝を2面ひいて行っています。バウンドテニスが盛んな市町村とも一緒に練習し、元気をもらい楽しく活動しています。
バウンドテニスという馴染みのない競技ですが、やってみると楽しいスポーツです。県体育祭りや県スポーツ・レクリエーション祭りに参加し、幅広い年齢層の方と交流ができます。市民の方の健康と親睦の活動として、市の生涯スポーツとしても取り組んでいきたいと考えています。

◇(保阪) 競技スポーツの綱引きは、屋内でマットを敷いて行い人数が8人で総体重600キロ以下という制限があります。技術力を競うスポーツです。設立したころは、綱引きが盛んな時期でチーム数も多かったのですが、現在では半分くらいになっています。人数や体重に制限があるため、誰でも組んで出られるものではないため、だんだんメンバーが高齢になってきて、集まりにくくなっています。地域体育館で週に1回、試合が近くなると週2回練習しています。

◇(千野) 私たちがやっているのは、ラージボール卓球でボールが硬式球よりも一回り大きくて、ネットも少し高くした、高齢者向けにラリーを楽しむような競技です。現在は、70代以上の人が10名程度で活動しています。練習は週1回、地域体育館(神山体育館)で行っています。ボールが大きいので初心者でもやりやすく、最高年齢84歳の方が頑張っています。

◇(志賀) バレーボール協会は、設立して40年以上になります。多い時では、ママさんバレーチームが13チーム、スポーツ少年団が4チームありましたが、コロナ禍で活動が減り、現在は、ママさんバレーチームが5チーム、スポーツ少年団も1チームになってしまいました。設立当時は、男子のチームも5チームほどあり、リーグ戦や県大会の予選会などもしていました。現在の協会の活動は、ママさんバレーチームの補佐を主にしています。練習は、それぞれの地域体育館または小学校の体育館を利用しています。

◇(功刀) バスケットボール協会の副会長をしています。現在、協会には5チームが所属しており、30名の会員がいます。主に峡北地区で活動を展開しています。県の体育祭りでは、男女ともに出場し、好成績を収めています。競技以外では、山梨クィーンビーズの韮崎市ホームタウンゲームの運営を一緒に行いました。

◇(生山) 市剣道連盟会長と山梨県剣道連盟の事業部長をしています。スポーツ少年団の活動を主にしています。スポーツ少年団には、多い時で70名ほどいましたが、現在は、年長から75歳までの30名ほどで活動しています。小学校の体育館で週2回ほど練習しています。県体育祭りや各種大会(剣道連盟主催)にも積極的に参加しています。また、剣道はスポーツというより武道の考え方が強いので、「修行をして人間をつくる」ということを前提に指導をしています。

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