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韮崎市の財政状況を公表(1)

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山梨県韮崎市

この「財政状況の公表」は、市の財政がどのように運営され、どのような状況にあるかを市民の皆さんに広く知っていただくため、毎年6月と11月の広報により公表しているものです。
今回は、令和6年度当初予算の編成状況のほか、令和5年度最終予算の状況について、その概要を公表します。

◆令和6年度当初予算状況
令和6年度の一般会計当初予算と各種主要事業については、広報4月号にてお知らせしましたので、今回は予算の推移を年度ごとに見ていきます。

■歳入予算額の推移

■主な歳入の経緯
市税は、定額減税などにより市民税の減収を見込み、前年度と比べて2千万円減の54億5千万円を計上しています。
地方交付税は、前年度と比べて5億円の増収を見込み、24億4千万円を計上しています。
市債は、市営新体育館整備事業における投資的経費が増加したことにより、前年度と比べて8億円増の21億3千万円を計上しています。
なお、歳入に占める自主財源比率(市税、使用料等で市が自主的に収入を得る財源の比率)については、市税の減少に加え、国庫補助金や市債が増加したことなどが影響し、前年度と比べて4.6ポイント減少しています。

■歳出予算額〔目的別〕の推移
増額となった主なものとして、総務費は、定額減税しきれない方への調整給付の実施や庁舎への太陽光発電設備の設置等により、前年度比約4億9千万円増額し、教育費は、市営新体育館建設経費の増や陸上競技場の陸上トラックの改修などにより、前年度比約13億1千万円増額しています。
一方で、減額となっているものとして、衛生費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業が終了するため皆減となったほか、水道整備・管理行政が厚生労働省より国土交通省へ移管されたことに伴い、土木費へ計上したことなどにより、前年度比約3億6千万円を減額しています。

▽市の経費を行政目的によって分けた場合

■歳出予算額〔性質別〕の推移
増額となった主なものとして、普通建設事業費は、市営新体育館の建設工事が本格化することにより、前年度比約7億1千万円増額し、補助費等は、定額減税調整給付の実施により、前年度比約2億7千万円増額しています。
また、物件費は、民営化保育園の開設に伴う委託料の増額や、定額減税調整給付に要する事務経費が皆増となることなどにより、前年度比約1億5千万円増額しています。

▽市の経費を経済的性質によって分けた場合

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