「市営体育館」として昭和54年の完成以来長く市民に親しまれてきた市営総合運動場体育館は、老朽化と水害への懸念から韮崎中央公園南側に移転されることが令和3年に計画されました。
現在までに建設工事は順調に進み、本年9月には「韮崎中央体育館」としていよいよ生まれ変わります。
中央体育館はシンプルandコンパクトを主眼として主な施設を1階に集約しているほか、全館空調やwifi設備、最新の機器をそろえたトレーニングルームやスタジオ、利用者のお子さんを預かるキッズスペース等、現代のニーズに即した内容が充実しています。
中央体育館は、本格的な競技力向上はもちろん、レクリエーションとしてスポーツを楽しむ健康増進の場であり、多様な利用者がふれあえる交流促進の場でもあります。
また、大規模な災害時には災害対策本部や指定避難所、支援物資等集積など、安全・安心のための地域防災拠点としても機能します。
スポーツを通じて磨かれた心身が地域のまちづくりに波及していく「ウエルネスの実現」を施設の使命としています。
■親子現場見学会を開催(10月19日)
・5組12名の参加者が圧巻の工事現場に驚きの歓声をあげました。
・床や天井もなく、塗装もされていないのでどんな部屋かわかりませんでしたが、丁寧な説明を受けて想像力を膨らませます。
次回の現場見学会は、毎月掲載している「韮崎中央体育館建設現場リポート」で募集予定です。
「韮崎中央体育館建設現場リポート」は、市ホームページでも公開しています。
※本紙掲載の二次元コードよりご確認ください。
■韮崎市スポーツコミッション ありがとう韮崎市営体育館 ゆるスポーツフェスタ and マルシェ2024
11月23日(土)、本年10月に閉館する市営体育館への感謝を込め、年齢、性別に関係なく楽しめるゆるスポーツフェスタ and マルシェ2024を開催しました。
当日は、約500名の方が、新感覚のスポーツを楽しみ、思い出を作りました。
■~こんな方々が携わっています~
新体育館は、民間事業者が持つ専門知識やサービスを最大限に活用するため、多様な職種によって構成された「スポーツライフ韮崎株式会社」が、施設の設計から建設、運営・維持管理まで全面的に担当しています。今回の特集では、新体育館に対する思いを語ってもらいました!
○設計
濵口 麻耶さん〔昭和設計〕
新体育館と現体育館解体後の公園設計では、利用される皆様に寄り添い、「市民ファースト」の思いを込めました。お一人で集中したり、仲間と楽しんだり、家族で健やかな時間を共有したり…。皆様の健康と幸せがここから広がることを願って、全力で取り組んでいます。
○建設
山田 昴大さん〔安藤ハザマ〕
安全で高品質、そして市民の皆様から長く愛され、韮崎市の新たな歴史を飾る体育館を提供できるよう社員一丸となってプロジェクトに取り組んでいます。本年7月の完成までもう少しだけお待ちください。安全をすべてに優先して工事を行っています。
○運営
奥山 淳一さん〔ミズノ〕
私たちは、誰もが気軽に立ち寄れるスポーツ・遊び・憩い・ふれあいの場において多様なプログラムを提供することで、市民の皆様のライフスタイル向上を目指します。新たな施設が豊かな暮らしと誇りを育むスポーツライフの拠点となることを願っています。
○維持管理
小澤 優花さん〔富士グリーンテック〕
韮崎高校出身の私が青春時代に通った思い出の現体育館は秋の解体工事後、芝生広場として令和8年に生まれ変わります。子どもから学生、子育て世代からお年寄りの方まで、四季折々、訪れたすべての人が心地よく利用できる環境づくりに努めたいと思います。
特集ページの問い合わせ:教育課 スポーツ施設整備担当
【電話】45-7257
<この記事についてアンケートにご協力ください。>