巳年の始まりと共に、市民の笑顔があふれる年に

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■子育て世代や若者を支援して活力あるまちづくり
韮崎市長　内藤　久夫
明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
昨年は、市制施行70周年を迎え、市政を預かる者として、これまで先人の皆さま方に築いていただいた歴史を礎に、決して感謝の心を忘れることなく、豊かな市民力を結集した「チーム韮崎」で未来を見据え、力強く新たな一歩を踏みだしました。
本年は、「小中学校における給食費の完全無償化」を1月から実施いたします。いままで、多子世帯への無償化は実施しておりましたが、教育と子育て環境の充実を図り、未来を担う子どもの視点に立ったまちづくりで、子育て世代が住みたくなるまちを目指します。
また、PFI等公民連携事業を活用した韮崎中央体育館が、9月のプレオープンを経て、10月には正式に開館を迎えます。スポーツ・健康・交流の新しいシンボルであるとともに地域の新しい防災拠点となります。さらに、プロの試合の開催や選手によるスポーツ教室などを行うことで、子どもたちや若者をはじめ多くの人がスポーツに触れる機会を設け地域の活性化を図ってまいります。
公共交通では、「人とまちを繋ぎ暮らしを支える持続可能な公共交通の実現」を目指し、さらなる利便性と満足度の向上を図り、2月からAIを活用した最適な配車により、利用したい時間帯に、自宅の近くから乗車を可能とするオンデマンド交通を竜岡線に導入し、市民バスの利便性の向上を図ります。
今後も「チーム韮崎」で、子育て世代や若者を支援して活力あるまちづくりに取り組んでまいります。
結びに、本年が皆さまにとりまして、健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

■市議会議長　清水　康雄
明けましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい新春の門出をお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、パリ2024オリンピックに文田健一郎選手がレスリング男子グレコローマンスタイル60kg級に出場し、見事金メダルを獲得され、市民の皆様に大きな感動を届けてくれました。
他方、全国的に記録的な猛暑が続き、他県では地震、台風や豪雨による甚大な被害があるなど、自然災害に見舞われた一年でもありました。日頃より防災意識を高め、もしもの時の備えをしておくことはもちろんのこと自分の命や地域を守るための対策の強化が必要です。
また、終わりの見えないロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ問題など、世界情勢の不安定化は世界経済に大きな影響を与え、原油や原材料の高騰が、食料品をはじめとする生活必需品などの物価上昇を招き、市民生活や地域経済において様々な影響を及ぼしています。
昨年10月、衆議院議員総選挙が行われ、第二次石破内閣がスタートいたしましたが、人口減少、物価上昇及びエネルギー問題など多くの重要課題が山積しており、問題解決に向けた対策・取組みを強力に進め、安心・安全に生活できる社会の実現を進めていただくよう求めるものであります。
結びに、本年も議員それぞれが研鑽に努め、市民の皆様の身近な存在として邁進してまいりますので、変わらぬご支援とご協力をお願いするとともに、この一年が市民の皆様にとりまして、幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げ、市議会を代表しての新年の挨拶といたします。