■〔質問〕河川防災カメラの不具合について
堀部勝広 議員
従前より、行政による様々なご尽力によりまして、町内12か所に防災カメラが設置されるようになりましたが、少なくとも3つの不具合が生じています。
草木が生い茂り、レンズを覆ってしまう時期があること。
一部のスマホでは、スマホ側のバージョンアップにカメラ側のシステムが追いついていないため、画面、画像が表示されていないこと。
そして、夜間、照度が足りていないため水位が確認できないこと。
これでは十分に監視機能を果たしているとは言えません。
このような状況を行政は把握されていますか。
また、把握されているのであれば、いつまでにこれらの対策をしていただけるか、ご答弁願います。
◇答弁
総務課長 亀山桂児
現在、七宗町が設置しております防災カメラは、中部電力が所有する電柱にカメラを設置し、地域の安全を見守る「みまもりポール」サービスを活用し、令和4年3月から町内を流れる河川の様子を、町のホームページから確認できるようになっております。
この防災カメラの映像は、パソコンやスマートフォンから見ることができますが、議員のご指摘のとおり一部のスマートフォンによっては、この映像を確認できない状況であることは認識しております。
この状況を改善するため、ホームページの保守業者へ依頼し、現在は、映像を見ることが出来るようになりましたが、長時間にわたり町民のみなさんには、ご不便をお掛けいたしました。
原因の一つとして、スマートフォンのメーカーによっては、そのソフトウェアなどを、一般に公開していないことから、映像配信ができない原因の追及に時間を要したためです。
今後も、不具合が発生した場合には、早急に対応いたします。
また、夜間に水位が確認できないことについてですが、現在設置してありますカメラは、最低被写体照度が0.12ルクスと高性能のカメラを設置しておりますが、赤外線到達距離は通常の30m程度であり、この距離の範囲内である神渕川等につきましては、夜間でも河川を確認することができますが、飛騨川を撮影する2カ所については、河川までの距離が遠いため、カメラの性能上不可能となりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、増水した河川を見に行くことは、大変危険ですので、決して近づかないでいただきたいと思いますが、河川が増水する場合には、激しい雨が降った後に河川の水位が上昇しますので、降水量も合わせて避難する判断基準として、活用していただきたいと思います。
今後も、安心して暮らせる安全な町づくりのため取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
◇質問者の所見
夜間映像のように、今どうしてもできていないことを正直に住民の方にお伝えすることが重要だと思います。
そうした姿勢を示すことで信頼が得られるんだと思っております。
町民の皆様にとって信頼のおける行政となるべく、ここにいる全員で取り組んでいけたらすばらしいことだと思いますので、よろしくお願いいたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>