■[質問]公共施設敷地内の屋外トイレの設置及びJR上麻生駅トイレ改修について
松山成美 議員
神渕コミュニティーセンター及び木の国七宗コミュニティーセンターは、生涯学習の学びの場としての各種行事、ふる里まつりの会場、異常気象等発生時には指定避難所、また、神渕コミュニティーセンター付近ではレッキーマラソン大会の会場として多くの町民や外来者が集まります。
コミュニティーセンター敷地内に、屋外トイレの設置についての考え方をお聞かせください。
また、JR上麻生駅前付近の公衆トイレについては設置から時間も経過しており、快適に使用できるトイレとは思えませんが、安心して快適に使用できるトイレの改修のお考えがあるか、お聞かせください。
◇[答弁]参事 山田俊也
現在、七宗町の多くの主要な行事・イベントは上麻生、神渕地区の両コミュニティーセンターやその周辺で開催されております。特に毎年12月開催のレッキ-マラソンは、神渕コミュニティーセンターを中心に開催され、コロナ禍前は町内外から約800人前後の参加者で盛大に開催されております。当日は、施設内のトイレを開放すると同時に、屋外に4基程度の仮設トイレを設置し、参加者・関係者に利用していただいておりますが、現在までに不便をしたなど苦情等はいただいておりません。
また、同施設1階女子トイレの和式便器につきましては、利用者が少なくなってきていることや、指定避難所という観点から幅広い年齢層の方が快適に利用出来るように、本年度、洋式便器に改造するように現在、事業を進めております。
ご質問の公共施設敷地内の屋外トイレの設置につきましては、多額の建設費用が必要です。特に木の国七宗コミュニティーセンターにつきましては、屋外イベント開催で一時的に多人数が使用することが想定されますので、最低でも10人槽程度以上の合併浄化槽が必要となりますので、更に建設費用が必要となります。設置後は快適に使用できるためのランニングコストや防犯上のコストも必要と考えており、現在のところは公共施設敷地内の屋外トイレの設置につきましては、計画をしておりませんのでご理解をお願いします。
また、ご質問にあるようにJR上麻生駅前の公衆トイレにつきましては、駅利用者などが急を要して利用される方が多く、どうしても汚れることは避けられませんが、清掃回数を増やすなどし、少しでも多くの時間帯で快適に利用出来るように努めてまいりたいと考えております。
◇質問者の所見
費用対効果と検討された中で、町としての現在の考え方は理解できました。
今後において、公共施設の建設計画ができたときには、屋外からでも容易に利用できる設計等も考慮していただきたいと思います。
また、JR上麻生駅トイレを先日利用させていただきました。以前利用したときには、クモの巣、砂ぼこり、便器の汚れ等が気になり、快適に利用することができないと感じました。
先日、利用させていただいたときには、以前とは全く違い、大変きれいな清掃が行き届いたトイレとなっておりました。
今後においても、衛生的で清潔感のある公衆トイレとして維持管理をよろしくお願いします。
また、利用する私たちも、当然のことですが、マナーを守り、快適に、誰もが利用できるよう心がけたいと思います。
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