令和6年度 予算概要(2)

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◇歳出
民生費は、サンホーム七宗改修工事、住民税均等割のみ課税世帯に対する給付金等により、対前年度比で1億3,211万7千円増(18.4%増)。消防費は、飲料水兼用耐震性貯水槽新設工事等により、対前年度比で8,716万3千円増(57.5%増)。土木費は、工事請負費の増額により、対前年度比で1億1,430万4千円増(39.4%増)、農林水産業費においても、工事請負費の増額により、対前年度比で2,132万9千円増(16.6%増)。教育費に関しては、小中学校統合に伴う委託業務及び備品購入費等により944万9千円増(2.8%増)となりました。

性質別歳出予算では、普通建設事業費が新規工事の発注や物価高騰の影響で2億9,485万5千円増(129.2%増)となりました。また、補助費等が9,865万1千円増(18.9%増)となる一方、投資及び出資金・貸付金は前年度に比べ、1億3,497万9千円減(63.3%減)と大きく減少しましたが、その大きな要因は簡易水道事業と下水道事業の公営企業会計への補助金と出資金の割合を見直し、前年度と比べて補助金を1億1,153万2千円増、出資金を1億3,497万9千円減としたためです。義務的経費(※1)については、扶助費が3,948万6千円増、人件費が4,211万4千円増、公債費が1,416万2千円減となり、全体では対前年度比2億9,300万円増(9.6%増)となりました。
※1　義務的経費とは…人件費、扶助費、公債費の3つであり、制度的に義務づけられている経費のこと。

■令和6年度　特別会計予算
特別会計では、国民健康保険事業特別会計は対前年度から2,000万円増(4.0%増)、介護保険事業特別会計は、対前年度から500万円増(0.8%増)、後期高齢者医療事業特別会計は、対前年度から1,000万円増(12.0%増)、簡易水道事業会計は、対前年度から2,440万7千円減(4.8%減)、下水道事業会計は、対前年度から31万7千円増(0.1%増)となりました。
神渕財産区特別会計は、対前年度比20万円減(13.3%減)、上麻生財産区特別会計は、対前年度比1万7千円増(21.3%増)、中麻生財産区特別会計は、対前年度比1万3千円増(1.9%増)となり、特別会計全体では、12億5,511万円、公営企業会計全体では、7億1,862万7千円となりました。