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自治体の皆さまへ

令和6年度 新年度あいさつ

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岐阜県七宗町

七宗町長
加納 福明

今年の冬は暖かく春が駆け足で訪れると思っていましたが、寒の戻りにより春が足踏みしたため、桜の開花と同時に令和6年度は始まりました。
町民のみなさまには日頃より、町政の運営に対して、格別なご支援とご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。
はじめに、元日に発生しました、令和6年能登半島地震におかれましては、現在も、避難所での生活を余儀なくされており心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興のため七宗町としても、応急対策職員派遣制度にる輪島市や中能登町に対する職員派遣など、今後も積極的に協力して参りたいと考えております。
さて、コロナ禍で開催が1年間延期され、多くの規制の中で開催された東京オリンピックから3年が経過し、今年の8月には、パリオリンピックが開催されます。また、日本国内の各地でも、様々なイベントが開催され本格的に経済活動が再開されており、本町においても昨年度は、ふる里まつりやレッキーマラソンなどの多くの行事を開催することができました。
こうしたなか、昭和30年に神渕村と上麻生村が合併し七宗村となってから、本年度は70周年を迎える節目の年となることから、将来に向けて更なる飛躍につながるように、記念式典及び記念講演会の開催を予定しております。記念式典では、本町の発展にご尽力いただきました功績に対して敬意を表すとともに、70周年の関連行事を開催しながら、七宗町の魅力を発信してまいります。
また、小、中学校再編につきましては、現在の上麻生中学校舎を利用して七宗中学校として開校するまで、いよいよ1年となりました。学校統合準備委員会のみなさまには、校章、制服など統合に関する様々な項目について慎重に協議を行い、順調に進めていただき感謝申し上げます。
今後も、校歌の決定など、令和7年4月の開校に向けての準備を行うと同時に、みなさまと長い歴史を伴に刻んできました神渕中学校、上麻生中学校においては、令和7年3月をもって閉校となることから、母校に対する感謝の意を込めた閉校式を開催いたします。当日は、多くの方々にご参加いただきたいと考えておりますので、保護者並びに関係者の方々のご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお、令和6年度の主な事業としましては、人口減少と少子化対策として、中麻生地内に子育て世帯向けの町営住宅を3棟建設し、若者の転出抑制に取り組んでまいります。
また、住宅密集地の火災時における水利の確保や、地震発生時、さらには梅雨期及び台風期における、局地的なゲリラ豪雨などの自然災害による断水に対応するため、JR上麻生駅前に飲料水兼用耐震性貯水槽を設置し、防災体制の強化に取り組んでまいります。
最後に、学校統合にあわせ、現在は町営バスが運行していない奥田、八日市、葉津地区に町営バスを走らせるための再編に取り組んでまいります。
以上、述べさせていただきました施策は一部でありますが、町民のみなさまの笑顔があふれ、健康で住み続けたいと思えるまちづくりに取り組んでいきたいと考えておりますので、まちを元気にするためのお考えがありましたら、お気軽にアイデア箱に投函してください。
そして、令和6年度は、町長として任期4年目の年となりましたが、この3年間を振り返れば、まだまだ多くの課題があり、重要な1年間となると感じておりますので、みなさまのご協力をいただき、ひとつでも多くの課題に取り組んでいきたいと考えておりますので、今後も、みなさまの格別なるご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

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