文字サイズ
自治体の皆さまへ

一般質問-3月定例会-(4)

17/31

岐阜県七宗町

■質問 自然災害によって倒木の恐れのある危険木、支障木の伐採撤去について
松山成美 議員
町内の道路は、山あいを縫うように走っています。
暴風雨、大雪等の自然災害による倒木によって、道路の通行が寸断、停電などの被害が発生することを抑止するため、町は、電力会社とライフライン保全対策事業に関する協定を締結され、取り組んでいただいております。
事業は、公道の配電設備、周辺の倒木のおそれのある立ち木を、所有者より伐採承諾を取り、作業を進めていただいております。
自然災害によるライフラインの機能が損なわれることのないよう、被害を最小限にするための予防の取り組みを行っていただいておりますこと、ありがとうございます。
そこで質問ですが、配電設備周辺の取り組みについては、本事業において実施することができますが、配電設備、周辺以外のエリアについての町の単独事業にはなりますが、危険木や支障木の伐採撤去についての取り組みができないか、お考えをお聞かせください。
倒木や落石による通行止めをできる限り小さくする予防的な取り組みを広げていただきたいと思います。
例えば道路境界より5メートルとか10メートルの幅で、所有者の承諾を取ることができれば、町により伐採し、費用については町が負担する。
ただし、立木等の補償は行わない。
道路脇の森林の支障木を一定の幅伐採することにより、交通安全の確保と森林景観、それから環境美化にもつながります。道路空間が広くなり、見通しもよくなり、冬季の路面の除雪作業、また凍結の抑制にもつながると考えますが、幹線町道や集落間を結ぶ峰越林道について、このような取り組みができないかお伺いします。

◇答弁
建設課長 福井靖信
当町においては、令和2年より電力会社とライフライン保全対策事業に関する協定を締結し、岐阜県及び電力会社から補助を受けて電線に支障となる町道沿いの危険木・支障木の伐採をすすめております。
また、昨年からは岐阜県管理道路沿いの危険木、支障木の伐採についても、県補助金を受け計画的に伐採をすすめており、本年度からは、更に電力会社の補助も受け事業を推進しております。
事業執行においては、地権者に事業趣旨を御理解していただき無償で伐採の承諾を得て、道路・電線等への影響範囲外も含めての伐採を行わせていただき、ライフラインの保全や道路空間、視距の確保に努めております。
この補助金につきましては、期間が限定されたものと伺っており、現在は優先的に補助金の対象となる路線を実施させて頂いております。補助対象路線完了後、必要に応じ町単独予算を認めて頂ける路線においても予防的に伐採整備を実施していきたいと考えております。
また、対象外の路線につきましては、現在も道路パトロールや利用者からの情報をもとに危険木の除去等は随時実施しており、災害時の避難道路確保、通行の安全、更に停電の軽減など、道路管理をしていきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU