■一般質問
-12月定例会-
◇質問
町内の観光名所や城跡の活用について
大鋸利光議員
七宗町内の観光名所、また、学校教材として20億年前の石を展示した博物館や、800個を超える甌穴群のある飛水峡ロックガーデン、町内に点在する歴史ある石仏などと、石に関係する事柄にスポットが当たり、今でも多くの方々が石の歴史やその景観の地を訪れる、触れることができました。
石の町七宗のイメージができていますが、地域の方々にもっともっと知っていただきたい観光的な場所や、教材になり得るものがあると思います。
そこで、町内には山城跡が点在しています。中麻生地区の小萱城跡、神渕大塚地区の大塚城跡、それに、神渕杉洞地区にもあります。
歴史の町七宗、埋もれている観光名所、また、教材の一つとして掘り起こし、七宗のまちおこしの素材として活用する考えがないかをお伺いします。
◇答弁
教育課長 渡辺岳志
岐阜県教育委員会が2004年に発行している岐阜県中性城館跡総合調査報告書第3集によると七宗町には、中麻生地区の小萱城跡、大塚地区の大塚古城跡、杉洞地区の杉洞古城跡の3つの城跡があることがわかっておりますが、文化財としての調査はされておらず、歴史的背景等はわかっていないため町民の皆様でも町内に城があったことを知ってみえる方が少ないことと思います。この城跡を町民の皆様に知っていただくためにも、小・中学校のふるさと教育で活用することが有効と考えます。また、広く町民の皆様に知っていただくために講座等行っていくことを検討していきます。
[質問者の所見]
本当に、今までは前向きなお答えといいますか、検討するというような程度で終わっておりましたけれども、今までにないような前向きの建設的な答弁を今日聞けたなと、そんなふうにも私自身思っております。
ぜひとも教育の教材や観光名所に発展するものと信じて、質問を終わらせていただきます。
◇質問
商店の開業支援について
古田好文議員
現在、町内に商店等開店に対する補助対策はありますが、知られていないのか、現状では利用が少なく、いま一度対策の見直し、補助の優遇内容の必要があると思います。
このままでは人口減少が加速の一途をたどり、今後、私たちが食品スーパー、コンビニエンスストアなど事業主へ補助対策を含めたお声がけができることを切にお願いいたします。
◇答弁
参事兼ふるさと振興課長 林佳成
現在、町内で新規に起業される方に対する補助事業としては、七宗町創業支援事業補助金交付要綱と七宗町移動販売事業用車両購入費等補助金交付要綱を定め、補助金による支援を行っているところであり、その実績としましては、創業支援補助事業については、平成30年1月の要綱制定以来、9件の交付と10件ほどのご相談をいただいており、また、移動販売事業用車両購入費等補助事業については、平成30年1月の要綱制定以来、1件の補助金交付を行っております。
これについて、対策の見直し、補助の優遇内容の見直しの必要があるとのご指摘でございますが、今のところ、補助制度の内容が悪いことを理由に起業を取りやめるといった事例はございませんので、もうしばらくはこの現状のまま進めてまいりたいと考えております。
なお、補助事業の周知につきましては、引き続き、町の広報紙等で年に1回周知をしていこうと考えております。
次に、スーパー誘致に関し私たち、つまり議員さんが補助事業のお声がけをできるようにとのことですが、ぜひ現状の補助事業をご理解いただき、広く周知していただきますようお願いを申し上げます。
[質問者の所見]
今後、各販売会社とお話し合いを持ちまして、私としては企業側が何を求めて、どのような支援をしていただきたいのか、それは今までの話し合いでも、人口が多く欲しいというのは各企業のお話でしたけど、それはそう簡単にできることではございませんので、やはり優遇された条件ということを販売会社のほうからお聞きして、また、私のほうからご提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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