◇質問
LED化の進捗状況について
堀部勝広議員
LED化の進捗状況についてですが、2027年の蛍光灯製造禁止に備え、公共施設のLED化等対応が必要と考えられますが、計画的及び順調に推進されているか、お答え願います。
◇答弁
総務課長 亀山桂児
庁舎や学校施設など、主な公共施設17施設のうち、本庁舎、第2保育園のほか、平成25年には日本最古の石博物館、ロックタウンプラザ、神渕支所と神渕コミュニティーセンターなど4施設や、本年度、改修工事を実施しているサンホーム七宗を含めると7施設がLED化されております。
また、七宗小学校として使用する、現在の神渕中学校については、令和7年度の大規模改修工事において、全面LED化する予定であります。
なお、LED化されていない、木の国七宗コミュニティーセンターなどの公共施設においては、多くの蛍光灯を使用しておりますが、「水銀に関する水俣条約」を踏まえた対策により、水銀使用製品を製造する主要メーカーは生産を終了し始めており、今後は、蛍光灯への交換が困難となることから、蛍光灯が切れた場合には、随時LED照明への交換を行っていきます。
こうした状況のなか、七宗町公共施設個別施設計画の方針にもありますように、各施設の耐震性の有無をはじめ、老朽化度合により施設の建替えまたは、長寿命化のいずれか長期的な視点で優先度を付け、また、照明に係る年間電気料金が高額な施設においては、設備の省エネ化も含め、電気料金の削減率とLED化に係るコストを把握し比較検討した上で、計画的にLED化を推進することで、財政負担の軽減並びに平準化につながると考えております。
[質問者の所見]
今回の補正予算でも計上されていますが、神渕コミュニティーセンターの講堂のLED3個交換ということで、高所作業であり特殊なものではあるとはいえ、約40万の費用がかかります。
また、以前に七宗庁舎を全面LED化した際にも1,000万以上の費用がかかったと聞いております。
今後、LED化の移行並びにメンテナンスは町財政にとって大きな負担となることが考えられます。今のうちからしっかり情報収集し、最善策を検討し、対応していくことを望みます。
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