減塩勉強会「広げよう!減塩の輪」において学習した内容をもとに、石畑いきいきサロンで減塩啓発活動を行いました。
■心臓病は長期間の蓄積が原因
心臓病は、長期間心臓に負担をかけ続けてきたことが原因で起こります。
食事は生まれて間もないときから毎日続きます。毎日の繰り返しの結果は、大人になってから、または高齢になってからでなければ知ることができません。
自分自身とご家族が将来病気で苦しむことがないように、先々のことを意識して、毎日口にする食品の塩分に注意したいものです。
■要介護者の心臓病は70.3%
要介護者の70.3%が心臓病を患っています。県・同規模市町村・国の割合と比較して見ると、八百津町民の心臓病の多さが分かります。
※KDBシステムより抜粋
要介護者の有病状況(令和4年度累計)
■味噌汁の飲み比べ
普段家庭で食べている味噌汁との塩分の違いを実感していただくため、出汁で作った味噌汁とインスタント味噌汁の飲み比べをしました。
「自分の家の味噌汁は薄味だ」と安心される方や、「出汁で作った味噌汁はおいしい」などの意見がありました。
■味噌汁の塩分濃度測定
自宅から持参された味噌汁の塩分濃度測定を行いました。ドキドキしながら確認し、測定結果に一喜一憂、楽しみながら減塩について学ぶことができました。
■減塩のコツ
「食べてはいけない」のではなく「選ぶ知識」をもっていること、「工夫する方法」を知っていることが重要です。「少し意識する」ことを毎日繰り返し、習慣化しましょう。
日本人の一日の食塩摂取量目標値:
男性7.5グラム未満
女性6.5グラム未満
■食品に含まれる食塩量
普段食べている食品には、これほどの塩分が含まれています(一例)。
※量や材料によって誤差があります
たくあん5切れ…0.7グラム
味噌汁…2.0グラム
梅干し1個…2.2グラム
ざるそば(つゆ含)…3.2グラム
寿司(しょうゆ含)…3.7グラム
カレーライス…3.7グラム
ラーメン(スープ含)…5.5グラム
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