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No.129 シリーズ 防災安全 台風に備える

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岐阜県八百津町

近年、毎年のように集中豪雨や台風による災害が発生しており、今年もいくつもの台風が全国各地で多くの被害をもたらしました。台風が日本列島に最も接近しやすいのは8月や9月といわれていますが、まだまだ油断はできません。そこで今回は、台風に対する備えについてご紹介します。
最初に備えとして重要なのは、「ハザードマップを確認すること」です。台風以外の災害についても言えることですが、まず重要なのは、自宅や職場、学校など普段過ごしている場所が、危険な場所なのかそうでないのかを確認しておきましょう。もしも危険な場所であった場合は、早めの避難を心がけるようにしましょう。
次の備えは、「避難場所の確認」です。いざ避難するという場合に慌てなくてもいいように、有事の際の避難先や、避難する際の家族との連絡方法について話し合っておくようにしましょう。また避難場所へ行くためのルートについても、危険な箇所がないかどうかを確認しておき、安全な避難ルートを確保できるようにしましょう。
続いての備えは、非常食等の「防災グッズの確認」です。水や食料については最低でも3日分×家族の人数分を用意するようにし、小さなお子さまのいるご家庭では、調理不要の離乳食や、液体ミルクも準備しておくといいでしょう。懐中電灯やラジオ、絆創膏などの救急用品についても、数はそろっているか、電池は切れていないかを点検し、動作確認まで行うようにしてください。避難先では、充電設備が整っていなかったり、限られた数のコンセントに多くの人が押し寄せたりして、スマホなどの充電ができないことが想定されます。そのような場合に備えて防災グッズには充電用のモバイルバッテリーや、乾電池式の充電器を用意しておくようにしましょう。
次なる備えは「自宅に対する備え」です。ハザードマップを確認したうえで自宅が危険の少ない場所であった場合、無理に避難所へ行かず自宅にいたほうが安全な場合もあります。その場合は、風で飛ばされる恐れのある物干し竿やハンガー、植木鉢などを室内にしまったうえで、雨戸やカーテンを閉めたり、窓ガラスに飛散防止フィルムや養生テープを貼り、飛来物による窓ガラスの破損防止対策を行いましょう。また、断水に備えて浴槽に水を貯めておくのも有効です。雨どいや雨水排水用の側溝にゴミが詰まっていないかどうかも確認しておきましょう。
自然災害はいつどこで発生するかわかりませんが、台風については接近日時をある程度推測することができるため、事前に備えておくことができます。少しでも被害を軽減するためにも、この内容を参考にして自分なりの備えについて考えてみましょう。

問い合わせ:防災安全室
【電話】43-2111(内線2232)

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