岐阜県八百津町情報発信施設 ハヤブサ・ミュージアム

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作家・池井戸潤氏の小説『ハヤブサ消防団(集英社)』を原作とした、同テレビドラマの世界に浸ることのできるハヤブサ・ミュージアムが、1月8日に人道の丘公園内にオープンしました。

ミュージアムには、テレビドラマの劇中で何度も登場した『居酒屋さんかく』の撮影セットをそのまま移設。映像の中だけでは分からなかった制作スタッフのこだわりを見つけることができます。例えば、メニュー表、掲示されているポスターなど。宝探しをしているようなワクワクした気持ちで、ぜひお楽しみください。

一角にはドラマ出演者が実際に着用した消防団の衣装も展示されています。また、館内には池井戸氏が『ハヤブサ消防団』を執筆した際の原稿や、小説すばる連載時のゲラ(校正紙)など、普段は出版・印刷業界の方しか見られない貴重な資料を展示しています。

1月7日のオープン式典にはテレビ朝日の制作陣も訪れ、今回のハヤブサ・ミュージアムの開館に喜びの声を上げました。

演出を務めた常廣丈太(つねひろじょうた)氏は、「この場に足を踏み入れてすぐに、もう一度撮影したいという気持ちになりました。テレビドラマのセットは、どんなに思いを込めて作っても撮影が終わると壊されるものなので、こういう形で八百津町にご縁をいただけて感慨深いです」と笑顔で語りました。

作中、「居酒屋さんかく」は消防団員達の憩いの場として描かれていました。ぜひ足をお運びいただき、みなさまにとっても楽しい時間を過ごせる場になればと願っております。
(開館にあたり、岐阜県より令和5年度清流の国ぎふ推進補助金の交付を受け、実施しました)

営業時間：10：00～16：00(最終入場15：30)
入館料：高校生以上300円(中学生以下無料)
※令和6年度別棟オープンまでは200円
休館日：毎週月曜日
※祝日または振替休日の場合は翌日、年末年始12/28～1/5
ホームページ：【HP】https://www.town.yaotsu.lg.jp/7090.htm