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美濃桃山陶の聖地 可児

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岐阜県可児市

■織田信長と茶の湯と可児
織田信長は、天下布武を目指す中、茶の湯を政治に効果的に取り込んでいきます。歴史的、美術的に優れた茶道具類である「名物」をコレクションしたほか、茶道具に城や土地と同等の価値をもたせ、配下の武将や大名に褒美として名物茶器を与えました。信長の配下の武将は茶会を催すにも信長の許可が必要であり、羽柴秀吉も忠勤により名物茶器が与えられ、茶会を催すことが許可されています。また、信長は茶の湯により配下の武将に礼儀作法を習わせ、品性を向上させようと考えたようです。天下統一を武断だけで行わず、茶の湯のもつ平和秩序を利用したといえるでしょう。
信長は天正元年(1573年)には、陶工が可児の大平に窯を開くことを認める文書を出しています。信長が存命の間には美濃桃山陶は作られていませんが、信長の影響がなければ、美濃桃山陶は可児で生まれていなかったかもしれません。

■国際陶磁器フェスティバル美濃’24
INTERNATIONAL CERAMICS FESTIVAL MINO’24, JAPAN
開催期間:10月18日(金)~11月17日(日)

▽国際陶磁器展美濃の単独券および7館入場セット券販売中
今秋開催予定の第13回国際陶磁器展美濃と開催4市(可児市、多治見市、瑞浪市、土岐市)内の下記施設が対象の7館入場セット券を販売中です。各館の入場料の合計よりも安くなっています。
各施設を巡り、美濃焼の魅力を満喫しませんか。

※第13回国際陶磁器展美濃は、高校生、18歳以下の人および障がい者(手帳などを提示)と付き添い1人は無料です。デジタル障害者手帳「ミライロID」も利用できます。

・7館入場セット券対象施設

問合せ:国際陶磁器フェスティバル 美濃実行委員会事務局
【電話】0572-25-4111

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問合せ:歴史資産課
【電話】内線2421

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