市内の輝くみなさんを紹介します
◆令和5年度インターハイ剣道女子個人出場
松本美佳(まつもとみか)さん
桜丘中学校出身。練習や勉強の合間には好きなアイドルの音楽や映像で息抜きをします。好きな食べ物は苺。
○粘り強さと判断力を武器に、次の夢へと向かいます!
今年8月、北海道で「全国高校総体剣道大会」が行われ、県予選を勝ち抜いた、済美高校3年の松本美佳さんが出場しました。
仲間の思いを背負った、全国大会の一回戦。得意技を繰り出すも「一本につながらなかった」と、延長の末の敗退に、悔しさをにじませます。「緊張の中でも、冷静に相手を見て粘り強く戦いました」と振り返りました。
松本さんが剣道を始めたのは、小学1年生のころ。剣道をやっていた兄と道場を訪れるうちに、興味を持ちました。中学では、団体で新人戦、県大会を制し、全国大会に出場。3年生最後の全国大会はコロナ禍で中止となり、涙を飲みましたが、「もう一度、全国大会に出たい」と、高校での目標となりました。
高校では、特進コースに在籍。授業時間も多く、部活動に遅れることもあるなど、勉強との両立にくじけそうになることもありました。それでも続けられたのは、恩師や仲間がいたから。「5人でやる団体戦が好き。みんなで目標に向かい、辛いことも分かち合う。助け合いながらやってきた仲間がいたから、がんばれました」と、語る松本さん。その仲間と、県新人大会優勝、全国選抜出場を勝ち取りました。
度重なるけがの通院中、寄り添い励ましてくれた看護師さんを目標に、今は受験に集中。「これからも剣道は、続けていきたいです」と、笑顔を見せました。
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