三井水源地の地下水における有機フッ素化合物の濃度が、国の暫定目標値(50ng/L以下)を超過していたことについて、公表が遅れ、申し訳ございませんでした。
現在取り組んでいる低減対策などについて、進捗状況をお知らせします。
◆三井水源地の定期検査結果(ng/L)
※10月の検査結果(10月16日採水)は、1~3号池に活性炭を設置して稼働したときの数値です
◆第一期工事の完了(10月23日現在)
「活性炭による浄化システムの設置工事」の第一期工事が完了しました。この工事では、三井水源地内の1~4号池の曝気(ばっき)槽を利用して、遊離炭酸除去補助材の一部を活性炭に置き換え、有機フッ素化合物の除去機能を追加。10月17日に活性炭に通した水の供給を開始しました。
◆水質検査結果(10月22日現在)
1~4号池運用開始後の水質検査結果(10月19日採水)は下表のとおりです。水道水中の有機フッ素化合物の濃度は、暫定目標値を下回りました。
・原水…井戸から汲み上げたばかりの水。
・原水集合…1本の水道管に集めた複数の原水。
・浄水…原水集合に曝気処理や消毒を行い、各家庭に供給する水。
・1ng…10億分の1g
◆今後の取組
第一期工事で設置した活性炭の効果維持のため、定期的に検査を行い、交換を実施します。また、引き続き市民の皆さまと情報を共有するとともに、市政の信頼回復に向けて、恒久対策としての第二期工事への取組を推進してまいります。
◆最新情報は市ウェブサイトから
水質検査の結果や、お問い合わせの多い質問への回答など、最新情報を、市ウェブサイト(本紙QRコード参照)随時掲載していきます。
詳細:水道施設課
【電話】058-383-7115
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