市内の輝くみなさんを紹介します
◆第19回アジア競技大会ホッケー競技で準優勝
丹羽巧磨(にわたくま)さん
岐阜車体工業株式会社に勤務する23歳。岐阜朝日クラブに所属し、ホッケーをプレーしています。
▽パリ五輪出場を目指して
今秋、中国杭州で「アジア競技大会」ホッケー競技が開催。日本代表として前渡東町の丹羽巧磨さんが出場しました。
パリ五輪に出場するためには、同大会の優勝が必要でしたが、結果は惜しくも準優勝。「世界ランキング上位のインド戦では、技術の差を見せつけられたものの、最後までやるべきことができ、良い経験になりました」と、大会の感想を語りました。
丹羽さんがホッケーを始めたのは、中学1年生のころ。顧問の先生に声をかけられたことがきっかけで競技を始め、その楽しさに目覚めました。中学3年生からは、各年代の日本代表に選ばれるなど、着実に実力を付けていきました。
大学2年生では、日本代表に選出。「レベルが高い中で、自分はついていけない…」と、挫折を感じたこともありました。しかし、尊敬する恩師が日本代表監督となり、声をかけてくれたことをきっかけに、「もう1回、監督とがんばろう」と自らを奮い立たせました。現在は、所属する岐阜車体工業のサポートもあり、週に5日のチームでの練習に加え、2日は個人トレーニングなどに励んでいます。
「チームスポーツなので、人との接し方を学び、人間として成長できました」と語る丹羽さん。今後の目標は、1月にある大会で、パリ五輪出場権を獲得すること。応援してくれる人々の期待に応えられるよう、五輪出場権獲得に燃えています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>