水道水の有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の低減への取組

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三井水源地の地下水における有機フッ素化合物の濃度が、国の暫定目標値(50ng/L以下)を超過していました。10月23日に完成した「活性炭による浄化システムの設置工事」により、皆様にお配りしている水のPFOS・PFOA濃度は暫定目標値を下回りました(10月22日の調査結果は、原水集合=80ng/L、浄水=9ng/L)。今後の取組などについて、お知らせします。

◆活性炭のモニタリング調査と入替時期
活性炭は、無数の小さなが穴が空いており、その穴でPFOS・PFOAなどの物質を吸着します。活性炭を使用し続け、この穴が詰まると、物質を吸着する効果がなくなります。
皆様にお配りする水のPFOS・PFOA濃度が、国の暫定目標値を超過することのないよう、最初に運用を開始した池(2号池)で、定期的に当該物質の濃度をモニタリング(測定)し、活性炭の効果を確認しています(下表参照)。
この調査を踏まえ、適切な時期に、新しい活性炭に入れ替えていきます。

※モニタリング調査は、4池からなる施設の1つの池で実施しているため、皆様にお配りしている水とはPFOS・PFOA濃度が異なります。なお、10月2日と10日の値は1号池の値です。
原水…井戸から汲み上げたばかりの水。
原水集合…1本の水道管に集めた複数の原水。

◆最新情報は市ウェブサイトから
水質検査の結果や各水源地の配水区域図、お問い合わせの多い質問に対する回答など、最新情報を掲載していますので、市ウェブサイト(本紙QRコード参照)をご覧ください。

詳細：水道施設課
【電話】058-383-7115