三井水源地の地下水における有機フッ素化合物の濃度が、国の暫定目標値(50ng/L以下)を超過していました。皆様にお配りしている水のPFOS・PFOA濃度は、10月23日に完成した「活性炭による浄化システムの設置工事」により、国の暫定目標値を下回りました(11月6日の調査結果は、原水集合=71ng/L、浄水=13ng/L)。今後の取組などについて、お知らせします。
◆活性炭のモニタリング調査と入替時期
PFOS・PFOA濃度が国の算定目標値を超過することのないよう、最初に運用を開始した池(2号池)で、定期的に当該物質の濃度をモニタリング(測定)し、活性炭の効果を確認しています(下表参照)。
11月6日より活性炭の入替作業を始めました。その作業中に付け根部分のコンクリートにひび割れを確認したため、補修するとともに、充填(じゅうてん)棚の補強をしました。
※モニタリング調査は、4池からなる施設の1つの池で実施しているため、皆様にお配りしている水とはPFOS・PFOA濃度が異なります。なお、10月2日と10日の値は1号池の値です。
・原水…井戸から汲み上げたばかりの水。
・原水集合…1本の水道管に集めた複数の原水。
◆最新情報は市ウェブサイトから
水質検査の結果や各水源地の配水区域図、お問い合わせの多い質問に対する回答など、最新情報を掲載していますので、市ウェブサイト(本紙QRコード)をご覧ください。
詳細:水道施設課
【電話】058-383-7115
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