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あさけんレポートASAKEN Report

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◆リニューアル5周年 空宙博
市長 浅野健司

3月24日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、リニューアルから5周年を迎えました。この間、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休館を余儀なくされた時期もありましたが、日本を代表する航空と宇宙の専門博物館として、立ち止まることなく前に進んできました。
今回、5周年を記念して、F4戦闘機(通称「ファントム」)が新たな展示機に仲間入りしました。長年にわたり日本の空を守り続けてきたこの機体は、航空自衛隊岐阜基地で運用され、2021年には同基地でラストフライトを行うなど、市とゆかりが深い機体です。
役目を終え、岐阜基地の格納庫に保管されていた機体が防衛省の全面協力のもと、2月18日に空宙博へ搬入されました。全長19・2メートル、重さ約14トンという大きな機体をけん引し、クレーンでつってフェンスを乗り越え、空宙博の敷地に入りました。その後、機体にロープをつなげ、約40人の小学生が力を合わせて搬入を手伝ってくれました。
多くの人たちの力、技術、熱い思いが結集して空宙博に来てくれたことを思うと、とても感慨深いです。
3月25日、ファントムの前で、古田肇・岐阜県知事と空宙博アンバサダーである宇宙飛行士の山崎直子さんらと一緒に、5周年記念イベントの開会式を行いました。
改めて間近で見ると、その大きさや格好いいフォルム、実機ならではの迫力を感じる事ができます。
貴重な機体を多くの方々に見て欲しいと思います。今後も皆さんに愛される博物館へと進化を続けていきます。ご期待ください。
※毎月1日号に掲載します

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