お知らせします 各務原市の環境状況

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市では、環境基準(政府が定めた行政上の政策目標値)を指針として、人の健康や生活に影響を及ぼす大気や河川、地下水、騒音などの監視、測定を行っています。
また、環境基準項目ではありませんが、地下水などにおける、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)についても市と県が連携し、測定を行っています。今回は、これらの結果をお知らせします。

■地下水など
◇PFOS・PFOA
市と県が連携し、昨年から今年にかけて地下水(井戸水)などにおけるPFOS・PFOAの状況を調査しました。調査の結果、201カ所の井戸のうち30カ所(下表参照)、河川・用水路など16地点のうち1地点(下表参照)で、国が定める暫定目標値(50ng/L以下)を超過していました(※)。調査結果の詳細などは、市ウェブサイト(本紙QRコード参照)からご確認ください。
県と市が設置した専門家会議の意見を踏まえ、今後も継続的なモニタリングを行います。
※上水道の検査結果ではありません。上水道の結果は本紙7ページをご覧ください。

◇硝酸性窒素・有機塩素化合物(令和5年度)
硝酸性窒素は、鵜沼東南部に基準値(10mg/L以下)を超える地域が残っています。
また、有機塩素化合物の四塩化炭素(0.002mg/L以下)は蘇原外山町の1地点、トリクロロエチレン(0.01mg/L以下)は鵜沼羽場町の1地点、テトラクロロエチレン(0.01mg/L以下)は那加新加納町の1地点で基準を超えています。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■大気
二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)の大気汚染5物質の測定を、蘇原中央町で実施。光化学オキシダント以外の項目は、基準を達成しています。

■河川
環境基準が定められている市内の3つの河川(5地点)で測定を実施しました。全ての調査地点で、環境基準を達成しています(下表参照)。

■騒音
「航空機騒音」は、測定4地点のうち3地点で基準を超えています(下表参照)。
「一般環境騒音」は、測定4地点で基準を達成。「道路に面する地域」の騒音測定を、一般国道21号など4路線で実施しました。95%のエリアで、昼夜ともに環境基準を達成しています。

■北清掃センター排ガス
令和5年度の排ガス測定値は、国の基準値・自主基準値を下回る数値となりました(下表参照)。今後も循環型社会に適合した、環境負荷の少ないごみ処理施設を目指します。

詳細：北清掃センター
【電話】058-384-3616

詳細：環境政策課
【電話】058-383-4232