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■日本将棋連盟創立100周年記念 公文杯第49回小学生将棋名人戦ベスト16
片山 竜冶(かたやま たつや)さん
鵜沼山崎町在住の小学6年生。小学1年から現在まで、毎日お風呂掃除をしています。
◇暇があればずっと将棋のことを考えるくらい、将棋が大好き!
3月に、山形県で日本将棋連盟創立100周年記念公文杯第49回小学生将棋名人戦が開催。鵜沼第三小学校5年(当時)の片山竜冶さんが、ベスト16の成績を収めました。
片山さんが将棋を始めたのは、小学2年生のとき。祖父から、ボードゲームをプレゼントされたことがきっかけでした。その後、教室に通ったり、本を読んだり、対局を繰り返すうちに「将棋で勝つ喜び」に、のめり込んでいきました。
3年生になると、低学年の大会で優勝できるようになりました。しかし4年生になり、上級生と戦うようになると、勝てなくなりました。「苦しい時期もあったけど、空いた時間に、コツコツと詰将棋をして、力を磨きました」と話しました。
そして、迎えた小学生名人戦の予選リーグ。初戦で負けてしまいましたが、「まだ次がある、がんばらないと!」と、気持ちを奮い立たせ、決勝トーナメントがかかる戦いで勝利。予選からの連戦の疲れもありましたが、攻めの姿勢で対局に挑み、ベスト16まで勝ち進みました。「負けて悔しい気持ちもありますが、同世代と対戦ができて、とても楽しかったです」と、振り返りました。
そして夏には、文部科学大臣杯小学校将棋団体戦では県大会を勝ち抜き、西日本大会に進出しました。
今後の目標は、「今よりも棋力を上げること。そのためにコツコツがんばります」と、意気込んでいます。
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