今月のキラリさん

21／24

市内の輝くみなさんを紹介します

◆米国セリトス市に派遣された、各務原市中学生海外派遣団の代表
脇田　睦太(わきた　むつた)さん
目標は、海外で活躍するサッカー選手。プロサッカーチームのジュニアユースで、練習に励んでいます!

▽多様な価値観を尊重できるように
教育姉妹都市交流を行う米国セリトス市を訪問する、中学生海外派遣事業。今年度は、川島中学校2年生の脇田睦太さんが代表を務めました。
脇田さんが派遣事業に志望したのは、海外を旅する動画を見たり、兄がカナダに語学留学に行ったりして、海外に興味があったから。派遣に行く前から、まちで見かけた外国人に声をかけることもありました。
持ち前の明るさで、場を盛り上げるのが得意。そんなコミュニケーション能力の高さが評価され、先生や参加者から代表に推薦されました。派遣先では、現地の中学や高校の生徒と互いの文化を紹介しあったり、実際に授業に参加したりするなどの交流が行われました。日本文化として「よさこい」を披露したときには、積極的に盛り上げ、現地の生徒も一緒に踊りだすほど。「派遣団のみんなで、最高のパフォーマンスができました。現地の生徒に楽しんでもらえたので、とてもうれしかったです」と、脇田さんは満足した表情を見せました。
米国に行って驚いたことは、トイレの表示が男女で色分けされていないなど、多様性が重んじられていること。派遣で得られた経験を胸に、多様な価値観を尊重できるよう「視野をさらに広げるために、これからも、日本人、外国人に関わらずさまざまな方とコミュニケーションをとっていきたいです」と意気込んでいます。