市内の輝くみなさんを紹介します
■市子ども会育成協議会会長や顧問として、30年以上、子ども会活動に貢献
野中 好子(のなか よしこ)さん
77歳。元気の秘訣(けつ)は「よく食べ、よく寝ること」。コーラスや体操など、好きなことをとことん楽しみます!
◇幼い頃から、子ども会が大好き!
子どもたちが交流する場として、地域に設けられる「子ども会」。各務おがせ町の野中好子さんは、市子ども会育成協議会会長や顧問などとして、30年以上に渡り、市内の子ども会活動の充実に貢献してきました。
野中さんは幼い頃から、子ども会が大好き。ラジオ体操や火災予防の啓発で、違う学年の友だちを作りました。また、父が子ども会に関わっており、「将来、私も子ども会を支えたい」と、父の姿に憧れました。
娘が小学生になった、昭和63年、野中さんは、校区の子ども会の代表である育成会長に就任します。新入生の歓迎会やクリスマス会など、子どもと同じ目線で、子ども会を運営しました。
平成14年、野中さんは、市内の子ども会をまとめる市子ども会育成協議会会長に就任。不安もありましたが、「できることをやろう」と決意しました。
当時、市内の子ども会が集まるイベントは、小学6年生が劇や歌を披露するものでした。野中さんは「学年の違う子どもたちが交流できる機会にしたい」と、全学年が一緒に活動する形を提案。新たな形に戸惑う人にも丁寧に説明し、子どもたちが主体となり運営する、現在の「かかみがはらっ子大集合」を作り上げました。
現在、野中さんは、市子ども育成協議会の顧問として、役員の相談に乗っています。「子どもも大人も笑顔になれる子ども会になってほしい」と、今後も子ども会を支えていきます。
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