市内の輝くみなさんを紹介します
■令和6年度全国高等学校総合体育大会(フェンシング競技)出場
高橋 一颯(たかはし いぶき)さん
岐阜各務野高校フェンシング部の部長。種目はサーブル。大会前には、必ずインドカレーを食べる。
◇最後まで諦めない!
5月に、県高等学校総合体育大会が開催。同大会のフェンシング競技で優勝した岐阜各務野高校3年生の高橋一颯さんが、全国高等学校総合体育大会に出場します。
高橋さんがフェンシングを始めたのは、高校入学当初に勧誘されたことがきっかけ。1メートル81センチの長身と、リーチの長さから活躍を見込まれました。入部当初は、思うように動けず、1ポイントも取れずに試合が終わり、悔しい思いをすることが何度もありました。しかし、先輩の動きを研究し、自分の攻撃が決まるようになると、フェンシングの楽しさに目覚めます。
2年生の時に初めて出場した県大会の結果は、1回戦敗退。この悔しさをバネに、夏休み中の練習に休まず参加。うだるような暑さの中、「今日はこの技をできるようにする」など、常に目標を持って練習に励みました。その甲斐もあり、秋の新人戦では、2位という結果を収めました。
今年の県大会について、「出場する選手を想定して、練習をしてきた」と話す高橋さん。その成果もあり、結果は優勝。全国大会への出場権を獲得しました。
目標とするのは、「どんなに差が開いても、最後まで諦めない先輩の姿」。全国大会では、先輩の成績であるベスト8を超えることを目指します。先輩が見せてくれた「最後まで諦めない」姿を心に刻み、全国大会に挑みます。
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