■歯間の掃除で歯周病予防
◇歯ブラシだけでは不十分?
歯周病になると、歯を失うリスクがあるだけではなく、その菌が全身に回ると、さまざまな疾患を引き起こすことがあります。しかし皆さんが毎日行う歯磨きで除去できる汚れは、全体の60%程度と言われています。そのため、歯ブラシが届きにくい歯間部には、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用して、汚れをしっかり落とし、歯周病を予防することが大切です。
◇受けていますか? 歯周病検診
市では、指定歯科医療機関で、歯周病検診を行っています。その中のオーラルセルフケア推進事業として、歯周病の重症化リスクが高まる40~50歳代の歯周病検診受診者の方を対象に、受診者のお口の状態に合ったデンタルフロスや歯間ブラシなどを提供。使用方法の説明を行っています。費用は検診料金に含まれ、追加負担はありません。この機会にぜひ、検診に足を運んでください。
◇歯周病検診など
期間:2月28日まで
対象:
・歯周病検診…20歳~70歳までの5の倍数の年齢の方
・オーラルセルフケア推進事業…40歳・45歳・50歳・55歳の方
いずれも令和6年3月31日時点
費用:300円
備考:詳細は市ウェブサイト(本紙QRコード参照)をご覧ください。
〔正しく使おう〕
デンタルフロス:歯間の狭いところ、歯並びが悪いところに適する
(1)フロスをゆっくりと歯間に通す
(2)歯の側面に沿わせながら、2~3回上下に動かす
歯間ブラシ:歯間の広いところに適する
(1)隙間に合ったサイズを選ぶ
(2)ゆっくりと歯間に入れ、2~3回出し入れする
詳細:健康管理課
【電話】058-383-1115
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