
■IFSCクライミングユースアジア選手権(スピード種目)6位入賞
林 晃佑(はやし こうすけ)さん
蘇原中学校3年生。息抜きはオンラインゲーム。プレイヤー40万人中5000位となりました。
◇さらなる高みを目指す!
11月にインドで開催された「IFSCクライミングユースアジア選手権」。壁を登るタイムを競うスピード種目に、林晃佑さんは日本代表として出場し、6位に入賞しました。
林さんがスポーツクライミングを始めたのは、小学3年生のとき。雨の日でも体を動かしたくて、クライミングジムに行ったことがきっかけでした。ジムの常連さんなどから、登り方を教わり、「登りきった達成感から、また登りたくなる」と、クライミングに夢中になりました。
そして、小学4年生のとき、初めて全国大会に出場。同世代のレベルの高い選手たちと出会い、より上のレベルを意識するようになりました。合同練習にも誘われ、現在も毎週、京都でトレーニングを行っています。
しかし、中学生になり、急激に体が大きくなったため、筋力が追いつかず、これまでのクライミングができなくなりました。「周りが登れて、一人登れない状況が悔しかった」と、振り返ります。体の使い方を見直し、筋力強化にも励みました。
そして、昨年2月に自己ベストのタイムを更新し、初めて、ユース日本代表派遣選手に選出されました。「IFSCクライミングユースアジア選手権」では、同世代の有力選手から、足の向きの細かな調整などを学びました。
将来の目標は、シニアの日本代表になること。林さんはさらなる高みを目指し、壁に挑み続けます。
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