【8ミリ映写機】
8ミリ映写機は、8ミリカメラで8ミリメートル幅のフィルムに撮影した映画をスクリーンに映し出すための機械です。
戦後、日本で国産の8ミリカメラがつくられるようになりました。8ミリカメラで撮影された映画は「パーソナル・ムービー」「ホーム・ムービー」と呼ばれ、家族の記録を残そうという人たちに歓迎され急速に広まりました。映写機の取り扱いも簡単で便利でした。
初めは白黒だったフィルムもカラーになり、画像だけではなく同時録音もできるようになりました。
家族の記録以外にも、教育や企業の映像記録などにも利用されました。
8ミリ映画は昭和三十〜四十年代に最も盛んにつくられ映写機も使われましたが、ビデオ撮影機が考案され広まると人気がなくなりました。
※坂祝町郷土資料館は、現在移設準備のため休館しています。令和六年度には小学校体育一階に新しくオープンします。
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