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~暮らしをささえた道具~郷土資料館収蔵品紹介 113

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岐阜県坂祝町

■水筒
水筒は水を持ち運ぶための道具で、昔は日本では竹筒やひょうたんを使っていました。
写真のような軽くて丈夫(じょうぶ)なアルミ製の水筒は、明治時代に使われるようになりました。これに革(かわ)や布のひもをつけて肩にかけて使います。水筒は、戦後にはレジャーや遠足などに欠かせない道具になりました。昭和三十年代には保温や保冷効果のある「魔法瓶(まほうびん)」タイプの水筒もできました。さらに、軽くて持ち運びのしやすいプラスチック製や丈夫なステンレス製の水筒もよく使われるようになりました。
現在はコンビニエンスストアや自動販売機が増え、ペットボトル飲料が広まり水筒を持ち歩くことは少なくなりました。けれども小学校や中学校では、猛暑の時期には熱中症を防ぐためにも水分の補給は欠かせず、水筒は必需品(ひつじゅひん)です。使い捨ての容器ではなく、繰り返し使える水筒を見直す動きも出てきています。
※写真は本紙をごらんください。

■坂祝町郷土資料館は、現在移設準備のため休館しています。令和六年度には小学校体育館一階に新しくオープンします。

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