■新年のご挨拶
富加町長 板津德次
新年明けましておめでとうございます。本年が希望の光で満ち、輝かしい年になることを心から願い、新年を迎えております。また、日頃より町政の推進にご理解とご協力をいただき心よりお礼申し上げます。
昨年は、1月から新型コロナウイルスへの対応と物価高騰への対策を講じて始まりました。また、世界では大規模な戦闘が続いており、多大な被害が出ていることから、一日も早い人道的かつ平和的解決を願っているところでございます。
一方で、町内では、5千6百人台まで下がった人口が12年ぶりに5千8百人台に回復するという大変喜ばしい出来事がありました。
春には、富加町議会議員選挙が行われました。この町議選では、新たなメンバーとして、富加町初となる女性議員をお迎えし、町の歴史に新たな1ページを刻むこととなりました。また、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類へ移行したことから、町内の生活環境や町が実施する行事などもほぼコロナ前に戻りつつある状況となりました。こども園や学校の行事をはじめ、「敬老会」や「防災訓練」、初開催の「町民ゴルフ大会」など多くの行事を予定通り実施することができました。
さらに、4年ぶりに2日間開催することができました「第44回町民まつり」では、悪天候により土曜日の日程を一部変更しながらも、オープニングの幼年消防パレードをはじめ、多くのプログラムを実施することができ、再び富加町から元気を発信することができる機会となったと感じております。これらの行事を支え、ご協力いただきました各種団体や町民の皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。
さて、一年の事業を振り返りますと、「とみか元気振興券(その5)」、「とみかプレミアム付き元気チケット事業」など町民の皆様への生活支援策の取り組みを実施したほか、「とみぱーくに休憩所やトイレを設置する施設整備」、「川浦川左岸線整備工事」等の生活環境整備、国史跡となった夕田墳墓群を活用するための「夕田墳墓群保存活用計画策定事業」等に取り組んできました。
本年は、旧富田村と旧加治田村が合併して70年を迎えることから、「富加町誕生70周年記念事業」を計画しています。さらに、人口増加に伴い子どもが増加していることによる「とみかこども園の増築」、「自治体DX推進」等の計画に取り組んでいく予定です。
「JUSTomika Life(ジャストミカライフ)」、ちょうどいいまちを目指して、今後も「住んで良かった」「移り住んでみたい」と町内外の皆様に感じていただけるよう、努力してまいります。
最後になりましたが、皆様が健康に楽しく暮らし、充実した良い年になりますよう心からご祈念申し上げます。
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