特集 財務書類からみた 令和4年度決算 富加町の財政

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全体財務書類は富加町の一般会計等を中心として公営事業会計などを含めた会計全体の経営状況を把握する財務書類です。国により、統一的な基準で作成し活用することとされています。

■全体貸借対照表…令和5年3月31日現在
全体貸借対照表とは、行政サービスを提供するために必要な道路、橋、学校などの公共資産をどれくらい保有しているか、また、その整備のために使われた資金や負債(借金)がどのくらいあるのかを、富加町の全ての会計について表した財務書類です。

▽家計に例えて説明
住民一人あたりの全体貸借対照表(令和5年3月31日現在5,765人)

■全体純資産変動計算書…令和4年4月1日～令和5年3月31日
全体純資産変動計算書とは、全体貸借対照表の純資産が1年間でどのように変動したかを表した財務書類です。
(億円)

■全体行政コスト計算書…令和4年4月1日～令和5年3月31日
全体行政コスト計算書とは、人的サービスや社会保障給付サービスなどに1年間で使った費用などを、富加町の全ての会計について表した財務書類です。
(億円)

▽住民一人あたりの行政コスト計算書(令和4年4月1日～令和5年3月31日)
(万円)

■全体資金収支計算書…令和4年4月1日～令和5年3月31日
全体資金収支計算書とは、各種の事業を実施するため、1年間に出入りした資金の動きを富加町の全ての会計について表した財務書類です。
(億円)

業務活動収支：行政の業務活動の収支で、「投資活動収支」「財務活動収支」に含まれないもの
投資活動収支：公共施設等の整備や基金の積立・取崩などにかかる収支
財務活動収支：地方債の元金償還、発行などにかかる収支

■令和4年度決算の特徴
全体資金収支計算書を見ますと、主に経常的な業務活動による業務活動収支で約3.3億の黒字が生じており、投資活動収支における地方債の償還などの支出に充てることができています。

■全体財務書類の対象範囲

問合せ：企画課企画係
【電話】54-2111(内線173)