8月1日から保険証が新しくなります
■新しい保険証は『青色』
後期高齢者医療の保険証は、富加町に住所を有するすべての75歳以上の人と、65歳から74歳の人で一定の障がいがあり、後期高齢者医療制度に加入された人に交付されます。
現在の保険証の有効期限は、令和6年7月31日ですので、8月1日からは新しい保険証をご使用ください。
新しい保険証は、うすい青色です。
古い保険証を処分されるときは、住所や氏名が見えないよう裁断するなど、十分注意してください。
■マイナ保険証をご利用ください
令和6年12月2日以降、現行の保険証は発行されなくなります(有効期限が令和7年7月31日までの保険証は期限まで使用可能)ので、マイナ保険証(保険証の利用登録をしたマイナンバーカード)をご利用ください。利用登録の手続き方法につきましては、住民課住民係にお問い合わせください。
マイナ保険証を使用すると、
・医療費の自己負担額が安くなる
・限度額適用認定証等がなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除される
などのメリットがあります。
■後期高齢者医療制度の見直し
令和6年4月から後期高齢者医療制度の保険料について制度改正が行われ、令和6年度保険料に反映されています。
▽(1)後期高齢者負担率の見直し
後期高齢者の保険料の負担割合について、「後期高齢者1人当たりの保険料」と「現役世代1人当たりの後期高齢者支援金」の伸び率が同じとなるように見直されました。
▽(2)出産育児一時金を全世代で支える仕組みの導入
出産育児一時金に必要な費用の一部(7%※)を後期高齢者の保険料から支援することになりました。※令和6・7年度は3.5%
■口座振替による納付方法が選択できます
保険料を年金からお支払いいただいている人は、口座振替によるお支払いに切り替えることができる場合があります。お手続き方法などにつきましては、住民課住民係にお問い合わせください。
■令和6年度の保険料額が決定
保険料は、被保険者全員が等しく負担する「均等割額」と被保険者の所得に応じて負担する「所得割額」の合計となり、令和6年度の保険料は、令和5年分の所得をもとに個人単位で計算されます。
5月末までに岐阜県の後期高齢者医療の被保険者になられた人には、7月中旬に「後期高齢者医療保険料額決定通知書」をお送りします。保険料額や納付方法が記載されていますので、ご確認ください。
※1 令和6年3月31日時点で75歳以上の人、または令和7年3月31日までに障害認定で被保険者となっている人は、激変緩和措置により、上限額が73万円となります。
※2 被保険者の所得=総所得金額-43万円(基礎控除額)
※3 所得金額が58万円以下の人は、激変緩和措置により、8.89%になります。
■保険料の軽減措置について
▽(1)「均等割額」の軽減
保険料の均等割額は、世帯の所得によって下表のとおり軽減されます。####
※1 軽減の基準となる「10万円×(給与所得者等の数-1)」は、世帯主と同一世帯の被保険者に給与所得者等が2人以上いる場合に計算します。
※2 一定の給与所得がある人(給与収入55万円超)、または公的年金等に係る所得がある人(公的年金等の収入金額が、65歳以上で125万円を超える人または65歳未満で60万円を超える人)。
(注)均等割額軽減判定時の総所得金額等は、各収入から必要経費や控除額を差し引いた所得金額の合計額となります。ただし、譲渡所得は特別控除前の金額となるほか、事業専従者控除の適用はなく、専従者給与額は事業主の所得に合算されます。年金所得は、年金収入から公的年金等控除額と特別控除15万円(65歳以上の人のみ適用)を差し引いた金額となります。なお、軽減判定日は、4月1日または資格を取得した日となります。
▽(2)被用者保険(※)の被扶養者であった人の軽減
後期高齢者医療制度に加入する日の前日において、被用者保険の被扶養者であった人は、所得割額の負担はありません。均等割額は、制度に加入後2年間は5割軽減となります。ただし、所得が低い人に対する軽減にも該当する人については、いずれか大きい軽減が適用されます。
※被用者保険とは、協会けんぽ、健康保険組合、船員保険及び共済組合の公的医療保険の総称で、国民健康保険や国民健康保険組合は含まれません。
その他負担割合等につきましては、住民課住民係までお問い合わせください。
問合せ:住民課住民係
【電話】54-2116
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